速報ニュース

F1

F1の改革を待ち望むルノー「現状が変わらなかったら、F1から撤退していた」

ルノーF1のチーム代表であるシリル・アビテブールは、F1のルール変更が行なわれなければ、ルノーが参戦継続に興味を持つことはなかっただろうと語った。

Adam Cooper

Adam Cooper

公開日時: 2020/06/02 22:47

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20

 ルノーF1チームのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、2021年以降のF1のルールが変更されず、第2集団のチームとして参戦継続をすることに興味はないと話した。

 新型コロナウイルスの影響が顕在化する前から、ルノーはモータースポーツを含む全ての活動を見直すため数ヵ月を費やしてきた。現行のコンコルド協定(F1の商業権協定)が期限切れとなり、2021年からパワーユニット(PU)を供給するカスタマーチームが無くなることから、ルノーがF1から撤退する可能性があると囁かれてきた。

 5月29日、ルノーの暫定CEOであるクロチルド・デルボスは、グループ全体で1万5千人もの人員削減をしてコストを節約すると発表したものの、F1参戦の継続は強調。FIAが財政レギュレーション変更を承認し、2021年以降の予算が抑えられると決まったことが、ルノーにとって極めて重要だったという。

Read Also:

「F1におけるルノーの関わりについては、多くの憶測があった」と、アビテブールはmotorsport.comに語った。

「言うまでもなく、会社として運営方法を見直し、優先事項を評価すると発表したため、F1からの撤退をコスト削減の機会とみなすことができると推測されていたと思う」

「しかし実際には、ルノーはF1が単なるコストではなく、投資だということを明らかにした。そしてその投資に関連するコストはますます良くなっていくんだ。それは最新のレギュレーションのおかげだけじゃない」

「率直に言ってそれは進行中のプロセスであり、基本的には2016年から始まっていたことだ」

 またアビテブールは、どこかの時点でレギュレーションによりチームのコストに歯止めがかかると予想していたと話した。

「ある時点で財政レギュレーションが導入されて”軍拡競争”が規制され、エンジン開発にも影響が出ると予想していた。我々はその時から、ロビー活動などを行なってきた。最近の発表により、ルノーがF1に完全にコミットしていることを明確にしない理由はなかった」

 アビテブールは、将来的なレギュレーションについて、F1チームの上層部がルノー経営陣と継続的に連絡を取り合っていると明かした。

「ルノーの経営陣とは定期的に会う機会がある」

「我々の世界で何が起こっているかについて、とても頻繁に報告しているんだ。ロードカー事業とはとても異なる世界だからね」

「先週も複数回会っている。戦略の観点だけでなく、マーケティングをする上でも、F1の方向性について何度も意見を交換した。F1がショーをより魅力的にするために何をしているのか、マーケティングのプラットフォームとしてより価値あるものになるために何をしているのか……そしてただ参戦するためだけでなく、競争力を持った上でコストをより合理的にする方法などだ」

「結局のところ、我々は競争力を高めたいと考えているんだ。現在のレギュレーションでは、第2集団からトップグループに上がる可能性が全くないことは明らかだった」

「その状況で参戦を続けることには全く関心がなかった。しかし予算制限と新たな技術規則がそれを変えた」

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1、7月5日開幕。欧州8戦のカレンダー発表。イギリス2戦目は70周年記念GPに

次の記事 ハミルトン、人種差別と米の暴動に心を痛めるも「黙っていてはいけない」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

More from

ルノーF1チーム



まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」

F1

F1 1 ヵ月前

まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」



悪名高き2006年モナコGPから20年。「シューマッハーが何度か見せた短絡的な行動のひとつ」と言われる“ラスカス駐車事件”

F1

F1

モナコGP

3 ヵ月前

悪名高き2006年モナコGPから20年。「シューマッハーが何度か見せた短絡的な行動のひとつ」と言われる“ラスカス駐車事件”



混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る

F1

F1

アブダビGP

8 ヵ月前

混戦のタイトル争いは面白い! F1史で12回あった三つ巴&四つ巴の最終戦……その結末を振り返る

最新ニュース



アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」

F1

F1 F1

スペインGP

5 時間前

アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」



マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

6 時間前

マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後



F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝

F1

F1 F1

スペインGP

7 時間前

F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝



「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ

F1

F1 F1

スペインGP

7 時間前

「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録