ルノー、フェラーリPUの進歩に”感銘”を受ける「差が縮まっていない」

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ルノー、フェラーリPUの進歩に”感銘”を受ける「差が縮まっていない」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
翻訳:: 松本 和己
2018/07/19 3:50

ルノーF1のシリル・アビテブールは、フェラーリが最近の数週間で果たしたパワーユニットの進歩に、感銘を受けたことを認めた。

Cyril Abiteboul, Managing Director, Renault Sport F1 Team
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H, leads Daniel Ricciardo, Red Bull Racing RB14
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18, leads Esteban Ocon, Force India VJM11
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Sebastian Vettel, Ferrari SF71H
Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H and Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18
Carlos Sainz Jr., Renault Sport F1 Team R.S. 18

 ルノーF1チームでマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、ライバルメーカーたちの中でも特にフェラーリのパワーユニット(PU)が成し遂げた進歩に感銘を受けたと認めた。

 ルノーは、カナダGPでPUのアップグレードを行なったものの、フェラーリやメルセデスといったライバルとのギャップを詰められたようには見えない。シルバーストンではその遅れが顕著となり、レッドブルは優勝争いに絡めず、ワークスのルノーは、予選でQ3に進めなかった。

「私は、自分たちの競争相手にただただ感銘を受けた」と、アビテブールはmotorsport.comに語った。

「自分たちがやってきたことも印象的なのだが、彼らがやっていることにも強い印象を受けた。なぜなら実際に、彼らとのギャップは減っていないからだ。我々がやってきたことは、そのギャップをキープするに留まった」

「特にフェラーリは、過去数回のレースで重要な進歩を果たしてきたと思う。それはワークスチームだけでなく、彼らのカスタマーチームもだ。目に見えるほどの進歩をしている」

「我々は、パワーの面で改善を続けていかなければならない。それが優先だ」

 アビテブールの言うように、シルバーストンではフェラーリや開幕から好調のハースだけでなく、ザウバーも大きく進歩を見せている。シャルル・ルクレールは、フランスGP予選で8番手。カナダGP以降3戦連続でポイントを獲得し、イギリスGPではピットストップ時のトラブルでマシンを止めるまで、ポイント圏内を走行していた。

 一方、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ルノーPUは70〜80馬力ほど劣っていると感じると、嘆いていた。アビテブールは、ダウンフォースレベルの向上や持ち込まれたタイヤと再舗装された路面の影響で、スロットル全開時間が増えたことから、ライバルたちとのギャップがさらに広がったと述べた。

「トラックがどれほど変わったのかについては、素晴らしいと思う」とアビテブールは話した。

「通常の空力開発やタイヤのグリップ力が増しただけではなく、今年は特に再舗装の影響が大きい」

「路面再舗装の影響を、我々が常に把握できているわけではない。この新しいシルバーストンのグリップ量やスロットル全開率は驚きだった」

「これにより、シルバーストンはこれまで見てきた中でも最もパワーに敏感なトラックのひとつとなった。数年前まではモントリオールのようなサーキットがそうだった。今は実際、オーストリアやシルバーストンと比べるとまるでジョークだ」

「ドライバーたちのコメントのうちの一部は、そういうトラックの変化の状況を考慮に入れる必要があると思っている。シルバーストンでこういう状況になるとは必ずしも思っていなかったが、実際シルバーストンは生まれ変わったのだ」

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この記事について

シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper
記事タイプ 速報ニュース