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「強くなる機会を失った」ルノー、マクラーレンとの離別に”贈る言葉”

ルノーF1代表のシリル・アビテブールは、2021年以降のマクラーレンと、緊密なパートナーシップを結べなかったことは“機会損失”だと認めた。

Carlos Sainz Jr., McLaren MCL34, leads Nico Hulkenberg, Renault F1 Team R.S. 19

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 現在ルノーは、F1でパワーユニット(PU)供給を行いつつ、ワークスチームとしても参戦している。PUのカスタマーチームとしてマクラーレンと2020年まで契約を結んでいたが、彼らは2021年からメルセデス製PUを使用することを決定した。

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 ルノーはマクラーレンとの2020年以降の交渉において、ルールで許される範囲の様々な部分での協力といった、より強固な関係を提案した。

 しかしマクラーレンはあくまでもカスタマーとしてのPU供給にこだわり、ルノーの提案の代わりにメルセデスのPU供給を受ける選択肢を選んだ。

 ルノーF1のチーム代表であるシリル・アビテブールは、マクラーレンとの情報共有やより密接な取り組みといった合意が結べていれば、将来はより良いポジションにいただろうと語った。

 ただ同時に、彼はルノーF1チームが今よりも悪くなることは無いと主張している。

「我々のパートナーシップへのアプローチが実現していれば、我々(ルノーとマクラーレン)は共により強くなっていただろうと思う」

 アビテブールはそう語る。

「それ(マクラーレンとの協力)が無いことで、我々は弱くなるかもしれない。私の意見としては、(より強くなるための)機会を失ったと思う」

「だがそれによって、我々の立場が今と大きく異なるようなモノではない」

「現在は我々とマクラーレンの間で何らかの事が起きているわけではない。だから変化も改善もない。その一方で劣化するような事も無いんだ。我々は普通のやり方で改善に取り組み続ける必要がある」

「マクラーレンへの提案が例外的なモノだったかもしれない、という点は受け入れよう。ただ必ずしも異常なわけではない」

「ただチームが協力する方法について、よりオープンマインドであろうと試みたんだ。既にハースとフェラーリという素晴らしいモデルが存在している。2チームの間で、様々なモデルのコラボレーションがあるんだ」

「ルノーとマクラーレンが(協力する)機会は失われたが、我々が何をすべきかも分かっている。あらゆる面で独立独歩のチームとしての取り組みを機能させる用意はできている」

 マクラーレンとの協力体制を望んでいたルノー。アビテブールによると2チームによる協力は、トップ3チームに接近できる可能性を持っていたということだ。

「マクラーレンはシンプルかつ単純なカスタマーとしての関係を望んでいたんだと思う。我々が提示されたモノは明らかにそうだった」

「彼らは(PU)サプライヤーであることを我々に望んでいた。そして議論の余地無く、メルセデスは良いサプライヤーだ。彼らはすぐに使用できる”製品”を持っている。そしてマクラーレンはシャシーに集中している。そこには論理的な考えがあるんだ」

「我々のパートナーシップの提案は、もっと多くの事を共有するものだった。エンジンの一体化やシャシー、設備、それ以外にもだ」

「我々の立ち位置を見ると、マクラーレンと非常に接近している。彼らとの間には差は無い。しかしトップチームとの間には大きな差が存在する」

「私としては、(マクラーレンとの)このパートナーシップの目的は、そうしたギャップを共に減らすために取り組み、装置や設備、施設などでよりシナジーを生みだすことだった」

「F1が標準パーツやオープンソースパーツ、規則で定められたパーツなどを志向している状況で、そこには協力する大きなチャンスがあった。一方でコース上では争い、トップチームとのギャップを縮める……それが我々のアプローチだった」

「それが我々の戦略的なパートナーシップについて話していた理由だが、だからといってルノーのBチームやジュニアチームになるということは意味しない。当然のことながらそういった事は起こらない。考えたことすらないよ。だが我々のアプローチはマクラーレンにとってあまり興味がなかったようだ」

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