ルノー、レーシングポイントを再び抗議。今度は当該パーツを押収せず
ルノーF1チームはハンガリーGP終了後、レーシングポイントに対する抗議を再び提出。改めて、そのブレーキダクトは昨年型メルセデスのコピーであり、リステッドパーツに関するレギュレーションに違反していると主張した。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
先日行なわれたシュタイアーマルクGPに引き続き、ルノーはレーシングポイントに対する抗議を再び提出した。レーシングポイントのRP20に使われているブレーキダクトが、昨年型のメルセデスのブレーキダクトのコピーであり、他チームから入手できないパーツ(リステッドパーツ)に関するレギュレーションに違反しているというのが、ルノーの主張である。
この抗議はすでにシュタイアーマルクGPの際に受理されており、イギリスGPまでの2週間の間に調査が行なわれると考えられる。
ルノーが槍玉に上げているブレーキダクトは、今季からリステッドパーツに指定されている。しかしレーシングポイント側は、ルノーの抗議は”知識不足”によるものだと発言し、その遵法性を主張している。
なお FIAは、再び出されたルノーの抗議に対し、ハンガリーGPでレーシングポイントが使ったブレーキダクトを押収することはないとする声明を発表した。
最初の抗議が提出された際、FIAは調査を行なうために、レーシングポイントの前後のブレーキダクトをサンプルとして押収した。そしてFIAは、チームは今回のレースでも前の2レースと同じパーツを使用していたと説明している。
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments