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ルノー、”情報戦”に長けるレッドブルと関係解消で「ノイズから解放された」

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ルノー、”情報戦”に長けるレッドブルと関係解消で「ノイズから解放された」
執筆:
2018/12/24 8:43

ルノーは、自分たちに不都合な情報を意図的に流すレッドブルと関係を解消したことに満足しているようだ。

 ルノーは、レッドブルとの関係を終えたことを残念だとは思っていないと主張しており、逆に全てをコントロールできるようになると、ポジティブに考えているようだ。

 2007年からレッドブルにエンジンを供給してきたルノー。2010年から4年連続でダブルタイトルを獲得するなど、レッドブルと共に輝かしい時代を築いた。

 しかし2014年にV6ターボエンジンとハイブリッドシステムを組み合わせた”パワーユニット”が導入されると、ルノーはパフォーマンス、信頼性ともに苦しんだ。それをレッドブルが不満を感じ、積極的にメディアに話すようになると、両者の関係は緊迫したものになっていった。

 そして最終的に、レッドブルは2019年からホンダのパワーユニットにスイッチすることを選択した。しかしルノーは、レッドブルとの関係解消を残念には思っていないようだ。

 ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、レッドブルが繰り返していた批判は見逃せないものだったと、motorsport.comに話した。

「レッドブルとの関係を止めることについて、生憎だが残念だとは思っていない。その理由のひとつは単純に、レッドブルが我々に関しての情報発信をコントロールしていて、我々がそれに対応しなければならなかったからだ」

「それは公平ではない。情報発信力という意味では、レッドブルは我々よりもはるかに強力だ」

「我々はいつも劣勢だった。そして多くの場合、それは彼らの目的に沿った情報発信だった。そして我々はそのノイズが徐々に現実のものとなっていく世界にいた」

「明確にしておこう。我々のエンジンの状況は、本来必要な性能はまだ発揮できていないが、端から見るほどは悪くなかった。来年はもっと良くなるはずだ」

 ルノーにとって、自分たちのマシンの進歩を図る上でレッドブルのパフォーマンスはベンチマークとなっていたが、アビテブールはそれを失うことはそれほど問題ではないと考えている。

「レッドブルとの関係には、いくつか良い点もあった」

「過去3年間、レッドブルがいたことは素晴らしいことだった。それは我々のワークスチームが立ち上がってすぐだったからだ。あのチームには、我々のエンジンに何ができるかを示す能力があったからだ」

「それにより、(ホンダと提携した)マクラーレンのような状況に陥ることを避けることができた。彼らは不幸にも幻想を抱いてしまった。それから目が覚めた時に、傷を負ってしまったのだ。我々は幻想や夢を見たりもしていない」

「我々はシャシーとエンジンのパフォーマンスを正確に分かっている。自分たちの強みと弱みを理解できるほどに成熟したのだ。レッドブルが離れることで、情報発信やイメージをコントロールし、支出や投資、開発戦略を最適化できるようになった」

「我々は全てをコントロールできている。それこそが、ワークスチームとして復帰することを選んだ理由だ」

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