ルノーの速さは脅威? サインツJr.「彼らのペースはホンモノだ」と警戒感
マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、ルノーがフリー走行で見せたペースは本物だと考えており、「速すぎる」と語った。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
F1第7戦ベルギーGPのフリー走行2回目、トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だったが、0.048秒差の2番手には、ルノーのダニエル・リカルドが続いた。マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、リカルドが見せた速さを脅威に感じている。
FP2ではフェルスタッペンと0.266秒差の9番手だったサインツJr.は、マクラーレンよりもルノーのマシンの方がスパ・フランコルシャンに適していると考えているようだ。
「スパは、非常にダウンフォースが低いパッケージで走るトラックであり、クルマがこれまでとは違った挙動を見せる」
ベルギーGP初日の走行を終えて、サインツJr.はそう語った。
「いくつか状況が変わっているのが分かる。僕たちも良さそうだけど、ルノーが非常に速く見える」
「正直なところ、僕たちは今日のパフォーマンスに満足している。でも、レーシングポイントとルノーは現時点で快適なくらい速すぎる」
高いダウンフォースが要求された前戦スペインGPでは苦戦したルノーだが、ダウンフォースが低いパッケージでパフォーマンスが上がったことについて、サインツJr.は驚いていないと話した。
「昨年こことモンツァで、彼らは非常に速かったので、全く驚いていない」
「だから低ダウンフォースのパッケージでは、彼らのクルマは本当にうまく機能しているように見える。ここに来る前から、彼らが非常に強力なライバルになる可能性があることは分かっていた」
「僕たちは自分たちのパフォーマンスに焦点を合わせる必要がある。なぜ僕たちのクルマがダウンフォースが低い中で機能している理由を考え続ける必要がある。本来あるべきほどには強くないけど、僕たちはふたつのセッションどちらもトップ10にいたので、あまり文句を言うことはできない」
サインツJr.のチームメイトであるランド・ノリスは、FP2で7番手。ルノーは低速コーナーでマクラーレンよりも優れたパフォーマンスを発揮しているという。
「彼らはいつも通り、低速コーナーで非常にいいと思う」とノリスは話した。
「僕たちが苦労しているのは、特にダウンフォースが低いときだ」
「驚きの結果だったとは言えない。リカルドは常にFP2で速い。それはいつものことだ。僕たちにはやるべきことが残っていると思う」
「でもいくつかミスを犯したので、もっと近づくことはできたかもしれない。だから、彼が出したタイムを出すことは可能だと思うけど、それでもルノーはとても速い」
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