ルノー、新車R.S.20の正式カラーリングを公開。伝統の黒黄を継承
ルノーはF1開幕戦オーストラリアGPを前に、2020年の新車R.S.20の正式カラーリングを発表した。


ルノーは3月11日(水)にアルバートパークにて開催されたイベントで、2020年のマシンカラーリングを初公開。伝統的な黄色と黒のカラーリングが継続された。
2020年のマシンカラーは基本的に昨年と似ている。最も大きな違いはリヤウイングが黄色から黒へと塗り替えられた点だろう。
この変更は湾港管理やターミナルオペレーターを営むDP Worldと新たにタイトルパートナー契約を結んだ結果だ。そのDP Worldのロゴはフロントウイング及びリヤウイングに白文字で掲出されている。
ルノーの2020年のドライバーラインアップは、ダニエル・リカルドと2018年以来のF1フル参戦復帰となるエステバン・オコンの2名。
ダニエル・リカルドは、昨年からルノーに加入。しかしながら、昨年のオーストラリアGPはスタート直後にメインストレートでコースオフ、いきなりフロントウイングを失うなど、うまくいかないレースとなった。その挽回という意味でも、リカルドは母国オーストラリアでの活躍を誓う。
新たなチームメイトであるエステバン・オコンは、2018年以来のF1復帰となる。昨年優勝チームのメルセデスでリザーブ兼テストドライバーとして積んだ経験を、ルノーでの走りに活かすことが期待されている。
ルノーは昨年コンストラクターズランキングで5位となり、カスタマーチームであるマクラーレンに先行されてしまった。また昨年の最高位は、リカルドがイタリアGPで記録した4位だった。
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