F1
19 9月
-
22 9月
イベントは終了しました
26 9月
-
29 9月
イベントは終了しました
10 10月
-
13 10月
イベントは終了しました
24 10月
-
27 10月
イベントは終了しました
01 11月
-
03 11月
イベントは終了しました
14 11月
-
17 11月
イベント 進行中 . . .
R
第21戦アブダビGP
28 11月
-
01 12月

ルノーPU、ようやくフルパワー解放? コンロッドの信頼性不足が足枷に

シェア
コメント
ルノーPU、ようやくフルパワー解放? コンロッドの信頼性不足が足枷に
執筆:
2019/05/24 12:30

ルノーのシリル・アビテブールは、コンロッドの信頼性問題により、シーズン序盤はパワーを抑えざるを得なかったと明かした。

 ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、パワーユニット(PU)の信頼性不足が原因で、シーズン序盤は出力を抑えざるを得なかったと明かした。

 今季のルノーがMGU-Kに関連するトラブルに見舞われていたことは既報の通りだが、V6エンジン(ICE)にも根本的な問題を抱えていたことは、これまで明らかにされていなかった。

 その問題が発覚したのは、ニコ・ヒュルケンベルグが第2戦バーレーンGPでリタイアを喫した時だった。そして解決策を模索する間、つまり第3戦中国GPと第4戦アゼルバイジャンGPでは、パフォーマンスを抑えて走行せざるを得なかったという。

 この対策として、カスタマーチームであるマクラーレンを含め、ルノーPU搭載マシンの全4台がスペインGPで新しいICEを投入。さらに万全を期して、スペインGPでは保守的なモードで走行していたようだ。

 アビテブールは「今年の冬は、我々がパワーの獲得と競争力の向上に適切に取り組むチャンスになった」と語った。

「それは、信頼性を犠牲にしてパフォーマンスの向上に意識的に集中することにしたということだ」

「信頼性を確保するためにベンチテストにかけるべき多くのエンジンが、実際はパフォーマンスの開発に使われたということを意味する。つまり、エンジン出力に関しては非常に良いスタートを切ったが、信頼性は標準を下回った」

「信頼性不足にはふたつの原因があって、そのひとつがMGU-Kであることはご存知だろう。もうひとつは、バーレーンでニコに起きたトラブルだ。それは実際には、コンロッドの故障だった。それは特に壊れて欲しくない、エンジンの腰下の部分であり、基礎的な部分だった」

 アビテブールは、PUのフルパワーを使えなかったため、中国GPとアゼルバイジャンGPではパフォーマンスの面で妥協を強いられたと振り返った。

「冬の間に問題を特定できなかったこと、バックアップの計画を立てていなかったことも問題だったが、それと同時に、その後のレースで大幅にパワーを減らして走らざるを得なかったことが、組織にとっては打撃だったと言える」

「私に言えるのは、関係者全員が素晴らしい対応をしたということだ。5週間で問題を特定し、理解し、新しいデザインを行った。新しいパーツを製造し、テストし、承認するというサイクルを完了したんだ。そして我々とマクラーレンが使うのに十分な量のエンジンを、スペインGPに間に合わせた。それがスペインで新しいエンジンを導入した理由だった」

 アビテブールは、今やルノーがPUのポテンシャルを最大限に活用することができるようになったと確信している。

「我々はフィードバックが欲しかったので、バルセロナではパワーに関してひとつ段階を踏んだ。フルパワーじゃなかったんだ。いくつかの検査も行い、全てが問題ないことを確認した」

「今週末(モナコGP)からは、もう一歩前進できる。エンジンの競争力レベルに関して、基本的にはシーズン開幕時のレベルに戻ることができるだろう。それは本当に強力だった」

「いくつかの数値から考えて、我々はエンジンに関して、12カ月を通して50kWの出力向上を目標に設定した。そのうちの40kWはすでに達成した。もう10kWはシーズン中に達成することを目指している」

「我々の分析から考えて、我々は今、レースではフェラーリやメルセデスと同じレベルにいる。予選ではフェラーリの後ろだ。今週末にあるべきレベルに戻れば、そうなると我々は考えている」

 アビテブールは、ルノーが進歩を遂げたということを、”懐疑論者”たちに納得してもらうのは難しいことだと認めた。

「問題は、レッドブルを失ったことでエンジンの進歩を実証する機会を失ったということだ。だから我々は、レッドブルがいたところまで追い上げ、自分たちのチーム自身でエンジンの進歩を証明する必要がある」

「F1のプロフェッショナルならば、GPSデータを見たりして、何が起きているかを正確に知ることができるだろう。ダウンフォースのレベルは多少異なる可能性はあるが、我々は傾向を見ているんだ。そして私の意見では、その傾向は嘘をついていない」

次の記事
フェラーリ、チーム体制強化狙いアルファロメオから人材の”呼び戻し”を検討?

前の記事

フェラーリ、チーム体制強化狙いアルファロメオから人材の”呼び戻し”を検討?

次の記事

初のQ3進出へ! トロロッソ・ホンダのアルボン、FP2での5番手に満足

初のQ3進出へ! トロロッソ・ホンダのアルボン、FP2での5番手に満足
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Adam Cooper