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ルノー、F1日本GP”失格”に控訴せず「罰は重すぎるが、さらなる議論は不毛」

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ルノー、F1日本GP”失格”に控訴せず「罰は重すぎるが、さらなる議論は不毛」
執筆:
2019/10/25 0:48

F1日本GPで2台が入賞圏内に入ったものの、失格となったルノーだが、スチュワードの裁定に対し控訴しないことを決めた。

 ルノーは、F1第17戦日本GPでダニエル・リカルドが6位、ニコ・ヒュルケンベルグが10位でフィニッシュ。しかしブレーキシステムが”競技規則”に違反していると判断されたため失格となった。

 この裁定に対する控訴の意思を通知する期限は、25日(金)0時(日本時間)までだったが、ルノーは控訴を見送った。

 事の発端は日本GPのレース後、ルノーは違法なブレーキバイアス調整システムを使用していると、レーシングポイントが抗議したことだった。

 FIAの調査の結果、スチュワードはルノーが使用していたデバイスは技術規則に違反していないと判断した。ただし、ドライバーが「ラップ中に何度もブレーキバイアスを調整する必要がなくなる」として、スチュワードは問題のシステムが競技規則で禁止されているドライバー補助装置に当たると判断。ルノーの2台を日本GPの結果から除外するという裁定を下した。

 日本GPの次のレースが行われるメキシコで、木曜日の朝10時までに控訴するかどうかを決定しなければならなかったルノーだが、控訴は行わなかった。

 ルノーは発表した声明の中で、失格という罰は重すぎると考えているものの、この件をFIA国際控訴裁判所に持ち込み、さらに多くの時間を無駄にしたくはないと述べた。

「我々はスチュワードの決定、特に適用された制裁の厳しさを遺憾に思う。我々としては、ドライバーが得た利益とペナルティが釣り合っていないと考えている。システムが(技術規則的に)完全に合法かつ革新的であることが確認されているのでなおさらだ。違反していると認めたのはスチュワードの判断だ。同様の違反に対して、以前出された制裁と照らし合わせても、一貫性がない」

「しかし我々は、システムの合法性を実証するために作成したもの以外、新たな証拠は持っていない。国際控訴裁判所で、主観的な評価に関する不毛な議論に時間と労力を費やしたくない」

「したがって、我々はスチュワードの裁定に控訴しないことを決定した」

 ルノーは、斬新なシステムが違法だと判断されたにも関わらず、パフォーマンスを向上させるため、革新的なアイデアを引き続き追い求めていくと話した。

「F1は常に、競争上のアドバンテージを得るために、わずかなチャンスを容赦無く追求する場なんだ。我々はこれまでそうしてきた。革新的なソリューションがサーキットに持ち込まれるまでの内部プロセスを強化し、これからもそれを続けていく」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第17戦日本GP
チーム ルノーF1チーム
執筆者 Jonathan Noble