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ルノーF1のPU部門を率いてきたレミ・タフィンが離脱。「双方合意の下」とアルピーヌ

ルノーのF1エンジン・テクニカルディレクターを務めるレミ・タフィンが同社を去ったようだ。

Paul Monaghan, Red Bull Racing Chief Engineer, Remi Taffin, Head of Renault Sport F1 Track Operations and Adrian Newey, Red Bull Racing

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 ルノーでF1のパワーユニット(PU)部門を率いてきたレミ・タフィンが同社を去ったことが明らかとなった。

 タフィンは1999年からルノーのF1プログラムに参加しており、初期はエンジン・エンジニアとしてフェルナンド・アロンソやジェンソン・バトンらと共に仕事をした。2009年からはルノーのF1活動を統括する立場となり、F1にPUが導入された2014年からはオペレーション・ディレクターに。そしてルノーが2016年からF1ワークス活動を再開させると、エンジン・テクニカルディレクターとしてPUの開発を推し進めた。

 タフィンはPU時代の初期はレッドブルの勝利に貢献。最近ではアルピーヌのエステバン・オコンが初優勝を挙げるなど、一定の成果をあげていた。

 しかし、ルノーが2022年シーズンに向けて新型PUの開発を進めていく中で、タフィンはルノーを離れることとなった。

 アルピーヌの広報担当者はmotorsport.comに対し、タフィンが“双方合意”の下で7月初めにルノーを去ったことを認めた。なおルノーはタフィンの後任探しをしておらず、彼の責任範囲を現在のスタッフに分配する予定のようだ。

 現在ルノーはワークスチームであるアルピーヌの1チームにのみPUを供給しているが、実質的に2019年から同じ設計のPUを使用しているため、性能面でライバルに後れを取っている。

 アルピーヌのエグゼクティブディレクターであるマルチン・ブコウスキーは今月初め、状況は完璧とは言えないが、将来に向けたPUの計画については楽観的だと語っていた。

「我々は3年連続で同じPUを使用しているが、2020年と2021年にはごくごく小さな変化があった」とブコウスキーは語った。

「我々が使っているPUは2019年のもので、その結果、ライバルの中には我々が得られなかった進歩を果たしたところもある」

「我々は新型PUの導入を延期せざるを得ないという少し理想的ではない状況にある。新型PUではパワーやエネルギーマネジメントといった直線スピードを速くするための機能に加え、ライバルと比べて弱点となっている部分を克服するための新構造の導入、そして変更が加えられているが、今年のPUプログラムを発展させながらこれをするだけのリソースはなかった」

「そこで我々は、2022年に全ての力を注ぐことにしたのだ。それは戦略的な決断であった」

「これは正しい決断だったと思うが、結果的に今年はライバルに比べて後れを取ってしまったので、辛いところだ」

 

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