F1スプリントレース、来季は6戦で実施へ? 財政面での合意が最優先か

F1はチームとの定例ミーティングで、2022年シーズンのスプリントレース実施について、最初の提案を実施した。

F1スプリントレース、来季は6戦で実施へ? 財政面での合意が最優先か

 F1第21戦サウジアラビアGPが開催されたジェッダのパドックで、各チーム代表とF1上層部の定例ミーティングが行なわれ、そこで2022年のスプリントレースに関する最初の提案が行なわれた。

 F1側のアイデアはまだごく初期段階のモノであり、そのコンセプトを推進するかどうかの投票は行なわれなかったが、その鍵となる詳細がいくらか判明した。

 特に、複数のチーム関係者に確認したところ、F1はスプリントレースを開催するグランプリの6つの候補地が明らかとなった。

 その候補地は以下の通りだ。

バーレーンGP:サヒール

エミリア・ロマーニャGP:イモラ

カナダGP:モントリオール

オーストリアGP:レッドブルリンク

オランダGP:ザントフールト

ブラジル:インテルラゴス

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 今季、試験的に実施したスプリントレースを来季も継続して行なうことに、各チームは概ね満足していると考えられるが、チームとF1がスプリントレースに関連する財政的な面で合意できるかが重要な要素となってくる。

 多くのチームが、資金問題はスプリントフォーマットの存続に不可欠なものと考えているため、他の変更に関する協議に入る前に、この面での合意が必要とされているのだ。

 予算制限が導入された今季は、土曜日のスプリント予選レースでのアクシデントでマシンにダメージを負い、高額な損害を被った場合、チームにはクラッシュ手当のような形で臨時収入が与えられていた。

 関係者によると、F1は来季からクラッシュ手当に代わり、マシン修理費用として一定の支出枠を設けることを希望しているという。しかし、これと予算制限の折り合いをどうつけるべきなのかは、各チームの間で意見が分かれている。

 すでに予算制限の上限に達しているチームは、シーズン中に支出できる合計金額が増額されることを望んでいるが、他チームは予算制限の上限を維持しつつ、追加のキャッシュを受け取ることを望んでいる。

 あるチーム関係者は、「スプリントレースに参加するためにお金を失うことは受け入れられない」と語っている。

 今後は資金面での話し合いが中心となるが、この問題が解決した場合、F1はスプリントフォーマットにさらなる調整を加えたいと考えているという。

 その中には、これまでのトップ3ではなく、スプリントレースのトップ10にポイントを付与するという案も含まれているという。

 さらに、公式のポールポジション記録はスプリントレースの勝者ではなく、金曜日のノックアウト予選で最速だったドライバーに与えられるように、FIAの規則を変更するようF1は望んでいるようだ。

 また、スプリントレースを予選としてではなく、日曜日の決勝レースに影響を与えない独立したイベントにするというアイデアについても、各チームと議論をしたいとF1は考えているようだ。

 
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