リカルド、ベッテルに同情「予選での車重計測の規則は不公平」

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リカルド、ベッテルに同情「予選での車重計測の規則は不公平」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/11/14 0:04

レッドブルのダニエル・リカルドは、予選中の車重計測に関するレギュレーションを再考すべきだと考えている。

 ブラジルGPの予選Q2中で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが重量計測に呼ばれるシーンがあった。これはF1のスポーティング・レギュレーション29条「ウェイング」で規定されたもので、「ドライバーは合図を受けたなら直接FIAガレージへと進みエンジンを停止する」と定められている。

 ただ当時のベッテルは、勝負をかけようとしていた。雨が降る前にソフトタイヤに交換し、決勝のスタート時に有利になることを目指していたため、一度スーパーソフトタイヤでコースインしたものの、タイムを計測する前にピットに戻り、ソフトタイヤに履き替えようとしていた。まさに一刻を争う時間帯だった。

 にもかかわらず車重計測に呼ばれたベッテルは、オフィシャルに計測を早く行うように促した。そしてエンジンを自ら切ることなく、さらに計測終了後にはエンジンをかけて自力で重量計測装置から降りたため、この機械を壊してしまった。

 これによりベッテルは召喚され、審議にかけられた。その結果、ベッテルはオフィシャルの指示に従わなかったとして戒告と2万5000ユーロ(約320万円)の罰金を言い渡された。

 レッドブルのダニエル・リカルドは、このレギュレーションを再考すべきだと考えている。彼曰く、まだ予選タイムを計測していない段階で車重計測に呼ぶべきではなく、次のレースでのドライバーズ・ブリーフィングで議論すべきだと示唆する。

「もし僕が彼(ベッテル)の立場に立たされていたなら、苛立たしく思うだろうね」

 そうリカルドはmotorsport.comに対して語った。

「雨が降り始めていた。彼はまだラップタイムを計測していなかった。簡単に言えば、彼らはベッテルの予選アタックの時期をただ遅らせただけで、彼を(Q2敗退の)危機にさらしている」

「アブダビで話し合うことになると思う。タイムを計測した場合にのみ呼び出すことができるよう、何かを付け加えることを考えなければならないかもしれない」

「予選タイムを計測する前に呼び出されてしまうと、彼らが予選セッションをコントロールしているかのように思う。それは少し不公平だと思う。そのような観点から言えば、僕はセブ(ベッテルの愛称)に同情する」

 通常の手順について、リカルドは次のように説明する。

「エンジンを切って、計測を行った後にメカニックがやってきて、再始動しなければいけない」

「でもああいう天候であれば、それは理想的じゃない」

「僕も鈴鹿で計測に呼ばれた。僕はその時問題を抱えていて、タイムを計測していなかった。僕はピットを出て、すぐにピットインした。そして、僕は思った。『なぜ僕が選ばれなきゃいけないのか。僕はまだ何もしていないんだ』とね」

「でもその後、彼らは僕が問題を抱えているのを見て、そして僕を行かせてくれた。でも僕は、重量計測に呼ばれる前に、ラップタイムを計測する必要があると感じている」

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執筆者 Adam Cooper