F1 ベルギーGP
リカルド、F1復帰2戦目はグリップ不足にあえぐ「フロントが全然食いつかなかった」入賞した角田裕毅の走りも成長の糧に
ダニエル・リカルドは、アルファタウリでの2戦目となったF1ベルギーGPでグリップ不足に苦しみ、原因を探していると語った。

Adam Cooper
編集: 2023/08/28 7:16
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アルファタウリのダニエル・リカルドは、F1復帰2戦目となったベルギーGPでグリップ不足に苦しんでいたと語った。
まだまだアルファタウリのマシンを乗りこなせているとは言えないリカルドにとって、ベルギーGPは厳しいものだった。スプリント・フォーマットでの開催となりセットアップを調整できるのはフリー走行1回だけ。さらにこのセッションは雨にも見舞われ、有効に活用できなかった。
予選ではQ1を突破できるだけのタイムを出しながら、トラックリミット違反でタイム抹消。決勝を19番手からスタートすることになった。
ただリカルドは、ウエットコンディションでは速さを見せ、F1スプリントを11番手からスタートし10位でフィニッシュしている。
ドライコンディションの決勝では、序盤こそ順位を上げたリカルドだが、最終的には16位。一方、チームメイトの角田裕毅は終始トップ10圏内でバトルを展開し、10位1ポイントを獲得した。
レースを振り返ってリカルドは、フロントエンドのグリップが足りず、マシンのパフォーマンスを引き出しきれなかった語った。
「決勝のペースはかなり制限されていた」と、リカルドはmotorsport.comの取材に応えた。
「クリーンエアの中を走っているときでさえ、かなり苦労した。正直なところ、高速区間でもセクター2でもフロント(タイヤのグリップ)をとらえるだけで精一杯だった」
「おそらく、グリップが十分ではなかったのだろう。スライドして、すぐにオーバーヒートしてしまった」
「クリーンエアの中で集団から抜け出すことができなかった。彼ら(ライバルたち)はより早い段階でタイヤからパフォーマンスを引き出すことができたように感じた。だから僕たちはフレッシュタイヤを履いていたのに、普通に抜かれてしまったんだ」
「それが落ち着くと、ペースは少し良くなるんだけど、集団の後ろに張り付いてしまうんだ。それがタイヤにも良くないことは分かっている。だからちょっと厳しいレースだった」
「あまり落胆はしたくないけど、この週末で唯一のドライセッションだったからシンプルにセットアップが問題だったのかもしれないし、道を間違えたのかもしれない。ただ、もう少し攻めることができればよかったと思う」
「ストレートで速いクルマにいつも囲まれていたから、今回はギヤボックスを見飽きたよ。ギヤボックスをマントルピースのように家に飾っている人もいるけど、僕の趣味じゃないから、これ以上見る必要はない!」
リカルドのF1復帰戦となったハンガリーGPは、高いダウンフォースが求められるサーキットであり、マシンの弱点が覆い隠されていたとチームは考えていた。そして、高速サーキットのスパ・フランコルシャンで行なわれたベルギーGPではその弱点が浮き彫りになったようだ。
「僕としては今回、クルマのスイッチが入っているように感じなかった。だからダウンフォースを追加しても、ニュータイヤのピークを引き出せていないと感じたんだ」
「食いつくような感覚も、負荷がかかっているような感覚もなかった。だからどこでミスをしたのか理解する必要がある」
「特に週末はずっと雨が降っていて、路面が滑りやすく感じた。レースペースはかなり遅く感じた。だから、これらすべてのことが原因だろう。すべてが勉強だ」
「僕としては、常に自分自身に厳しくありたいと思っている。でも今のところ期待してはいけない。すべては学びではあるけれど、いくつかの答えが得られることを願っている」
リカルドは、ライバルたちに比べて自分のマシンや現在のタイヤに関する知識不足が苦戦の一因でもあることに同意した。
「僕たちが少しミスをしたという側面もあると思う。とはいえ、レース距離を走れたことは嬉しい」
「学ぶべきことはたくさんあるし、チームにフィードバックすべきこともたくさんある。ユウキが10位に入ったのを見た。彼はいいレースをしたと思う。だから、そこからも少し学ぼうと思う」
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