リカルド「ボッタスを苦しめることができた」とカナダGPのバトルにご満悦

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リカルド「ボッタスを苦しめることができた」とカナダGPのバトルにご満悦
執筆:
2019/06/11 1:55

ルノーのダニエル・リカルドは、カナダGPの決勝レースでメルセデスのバルテリ・ボッタスを苦しめるのを「楽しんだ」と語った。

 ルノーのダニエル・リカルドは、カナダGPの決勝レースを4番グリッドからスタートした。一方、メルセデスのバルテリ・ボッタスは予選Q3でうまくいかず、6番グリッドからレースに臨むこととなった。

 ボッタスはスタートでリカルドのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグの先行を許し、そしてヒュルケンベルグがピットインするまで、これを抜くことができなかった。また、ボッタスがタイヤ交換をした後はリカルドの後ろでコースに復帰することになり、その際にもリカルドを抜くのに大いに苦労した。

 結局ルノーのふたりは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンにも抜かれ、リカルド6位、ヒュルケンベルグ7位でのフィニッシュになった。

「おそらく最もポジティブだったことは、ボッタスを長いこと抑えて、数周にわたってメルセデスと戦ったことだった。それはとてもクールだったよ」

 リカルドは今回のレースの評価について、そうmotorsport.comに語った。

「マックス相手にも同じことができれば良かった。でも彼は、新しいタイヤであまりにも速いペースだった。そしていとも簡単に僕を抜いていったんだ」

 リカルドは、最初はボッタスと戦えるとは期待していなかったと認める。

「彼が真後ろに来た時、簡単に僕を抜いていくだろうと思っていた」

「僕は1周ポジションを守ろうとしていた。でも、彼が追いついてきたら、実際にはギリギリのところまで戦うつもりはなかった」

「でも僕は、1周だけ彼を抑えることができた。そしてミラーで『彼がタイヤを傷つけ始めている』のを見たんだ。その時から僕は、『楽しもう』と思うようになった。タイヤを少し痛めることにはなってしまったけど、それだけの価値はあった。あんなに長く、彼を抑えることができるとは思わなかった」

「その時点で彼は少し興奮していたと言える。そして僕は、ただそれを楽しんでいた。彼の人生を難しいことにするのを楽しんでいたんだ」

 ボッタスはリカルドの動きはルールで許されている範囲内ギリギリだったとは言うものの、その戦いを楽しむことができたと語る。

「ダニエルとは、本当に良い戦いだった」

 そうボッタスは語った。

「彼のディフェンスは、レギュレーションで許されているギリギリだったこともあった。なぜなら彼は、僕が動くのを待って、そしてその後高速でブロックしてきたようなものだったからだ」

「でも、僕は激しいレースが好きだ。だから、不平を言うつもりはない。彼は素晴らしいディフェンスをして、僕を簡単には前に行かせてくれなかった。でも、それは全て問題なかった」

 なおリカルドは、今回ボッタスと戦えたのは、ルノーのパワーユニットが進歩した結果であるとも語った。

「彼がDRSを使えたとしても、僕らには速い直線スピードがあったということを示すことができた」

 そうリカルドは語る。

「僕らはかなりその差を埋めることができたと思う。やるべきことはまだたくさんあるけど、かなり良い傾向だ」

 なおリカルドは、スタート直後にフェラーリのシャルル・ルクレールと戦えることも期待していたという。

「でもクラッチを繋ぐとすぐに、ホイールスピンしてしまったように感じた。本来ならば(ルクレールを)抜けると思っていたんだ」

 そうリカルドは付け加えた。

「後ろのマシンも、良いスタートは切らなかったと思う。だから、4番手のポジションをキープすることができただけだった。でも、僕の頭の中では、ルクレールを抜くことを思い描いていたんだ」

Additional reporting by Scott Mitchell and Adam Cooper

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チーム ルノーF1チーム
執筆者 Matt Beer
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