ルノー生活、悪くなかった? ダニエル・リカルド「良い終わり方。充実感がある」
ダニエル・リカルドは、ルノーでの最終レースとなったアブダビGPの結果に“満足”しているとコメント。2年間でチームは大きく好転したと語った。
Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20
Zak Mauger / Motorsport Images
2020年のF1最終戦アブダビGPがヤス・マリーナ・サーキットで行なわれ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの勝利で幕を閉じた。
ルノーのダニエル・リカルドは、このレースで7位でフィニッシュ。来季彼はマクラーレンへ移るが、2年間を過ごしたルノーに最後のポイントを持ち帰った。
リカルドは11番手からスタートすると、第1スティントでハードタイヤを長く引っ張る作戦を選択。それが功を奏し、タイヤを交換して戻った際には7番手に浮上していた。
さらにレース最終ラップ、リカルドはファステストラップをマーク。それまでのフェルスタッペンの記録を上回ってボーナスポイントを獲得するという、良い形でルノーでの最終戦を締めくくったのだ。
「間違いなくいいレースだったし、良い終わり方だった」
レースを終えたリカルドはそう語る。
「アブダビのコースのことは分かっているけど、かならずしも最高にエキサイティングなレースになるわけじゃない。だけど今日僕は、間違いなくやるべきことをやったと感じている」
「ハードタイヤでとても強くて長く走っていたし、ラスト2周でファステストラップを記録したと思っていたんだ。ただ実際は最終コーナーではみ出ていた。だから最終ラップで本当に厳しく攻めたんだ」
「ルノーでの最終ラップが良い形となった。これがファステストラップだというのはいい気分だ」
最終的に、リカルドは2020年シーズンをランキング5位で終了。ニュルブルクリンクとイモラでは表彰台も獲得し、ルノー在籍初年度となった2019年からはポイントを倍増させた。
そのルノーとの関係も終了を迎えたが、その気持ちを尋ねると、彼はこう答えてくれた。
「正直に言って、充実感があるね」
「今日トラックに入って、『ああ、これこれ』という感じがあったんだ」
「今年は短いながらも、混沌としたシーズンだった。だけど実際には本当に力強いシーズンだった。僕としても、チームとしてもここまで来ることができて本当に満足している」
「ドライバーズランキングでは5位だ。当然、そこには何の賞も無いけど、これ自体が今年の僕らの好転を示しているんだ」
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