レッドブル&フェルスタッペンを僅差で下す姿が、ハミルトンの価値をさらに高める? リカルドが提言

ダニエル・リカルドは、今季のF1でルイス・ハミルトンが辛くも勝利を挙げていることで、ハミルトンの実力に疑いの目を持っていた人たちを黙らせることができると考えている。

レッドブル&フェルスタッペンを僅差で下す姿が、ハミルトンの価値をさらに高める? リカルドが提言

 2021年シーズンのF1は4レースを終えて、メルセデスのルイス・ハミルトンが3勝を挙げている。この数字だけを見るとハミルトンが圧倒しているように見えるが、彼が挙げた3勝はどれもマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とのスリリングな戦いを制した上での勝利だ。

 ハミルトンはフェルスタッペンとレッドブルの台頭により、最大限の力を発揮することを強いられている。ここまでハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスが1度もフェルスタッペンの前でフィニッシュ出来ていないことからも、ハミルトンがメルセデスの成功にいかに貢献をしているかが改めて浮き彫りになったとも言える。

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 ハミルトンが成功を収められたのはマシンのおかげ……そういう風潮が覆されつつあると考えるドライバーのひとりが、マクラーレンのダニエル・リカルドだ。

「おそらく多くの人が、ルイスに脱帽だろうね」

 モナコGPでマクラーレンが採用する“ガルフカラー”の発表イベントに出席したリカルドはそう語った。

「彼は色々言われても、自分の立場を守っている。そして彼のことを疑っている人に、自分がなぜこれほどまでに成功しているかを示しているんだと思う」

 また、今季のタイトル争いの展望について尋ねられたリカルドはこう答えた。

「今の段階では、経験が重視されるだろうね」

「終盤戦に近付けば、ルイスは力強さを示してくるだろう。ただ、マックスも隙さえあればそこを狙ってくる。だから僕はマックスのことも尊敬しているんだ」

 スペインGPでは首位を走るフェルスタッペンの直後をハミルトンが走行するというシーンが多かったが、ハミルトンはフェルスタッペンのドライビングからいかに多くのことを学んだかについてコメントしていた。これを受けてリカルドは、タイトルを争うふたりの間で心理戦が繰り広げられている可能性を感じ取ったようだ。

「予選であれば、マックスが他とは違ったラインを走っていたりするのが確認できたりするだろうけどね。つまり(決勝では)わざわざ言うほどのことはなかったんじゃないかな。もしかしたら心理戦のつもりなのかもしれない」

「ただ、確かに少しは勉強になることもあっただろう。ハンターが少しの物音も聞き逃さないのと一緒でね」

「今回がそうだとは言わないけど、誰かをつけ回していると、相手がいつも以上にマシンをスライドさせたり、ブレーキをロックさせたりするのが分かるんだ」

「もちろん僕たちには見えないけど、その時のヘルメットの中の表情が見れるのであれば、彼らの顔はこわばっていると思うよ」

「彼はそういうことを言っていたのかもしれないし、マックスが少し不安定だったのかもしれない。僕には分からないけど、何でもないようなことだった可能性もある」

 

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