ルノー、いいとこ無しで今季初の無得点「これが今回限りだといいけど……」とリカルド
ルノーはF1スペインGPで今季初めて2台とも無得点に終わったが、ダニエル・リカルドは今回のような不調は今回限りであることを望んでいる。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
F1第6戦スペインGPで、ルノーはダニエル・リカルドが11位、エステバン・オコンが13位に終わった。ルノーが2台とも入賞を逃すのは、今季はこれが初めてのことだった。
今季ルノーはコンスタントに予選Q3に進出し、シルバーストンで行なわれたイギリスGPではリカルドが4位、オコンが6位に入るなど好調な成績を残していたが、スペインでは一転して見せ場を作ることができなかった。これに対してリカルドはレース後、今回のような結果が1回限りのものになればいいと話した。
「この週末が僕たちにとって例外的なものになるといいね」
リカルドはそう語った。
「誰もがこのコースに慣れ親しんでいると思うし、その中から抜け出すのは難しい。僕たちは今年ずっと良いペースで走れていたのに、ここではそうではなかった。これが今回だけだといいね」
「今回のことから学んで、スパやモンツァなど、僕たちが得意にしているコースでのレースでは良い走りができることを期待している。僕たちのマシンは改善されて良くなっていると思っているし、毎週ポイントを取る自信がある。今回も予選であとコンマ1秒速く走ることができていれば、トップ10からスタートすることができたし、決勝でもポイントを取ることができただろう」
「中団の戦いは非常に激しくなっているから、一歩でも踏み間違えることはできない。僕たちはドライバーも含めて完璧である必要があるんだ」
またリカルドは、オーバーテイクの難しいカタルニア・サーキットで12番グリッドからスタートし、ポイント獲得を目指して戦うことに苦しんだことを認めた。
「僕たちはトップ10に近付いていたし、その差は小さかった」とリカルド。
「(セバスチャン)ベッテルがピットインした時、僕たちはベッテルのすぐ後ろにいたんだけど、最終的に彼は7位になった。僕たちはミスをした部分があったかもしれない」
「でもそのミスが何だったのかをしっかり見極めて、2週間後はより良いレースができるようにしたい。2台とも完走したのにノーポイントというのは残念だよ」
「僕たちにとって、シルバーストンよりもトリッキーなレースだったと思っている。誰もが知っているトラックだったからこそ、コンマ1秒を引き出すのが難しいんだ。おそらくスバの方がオーバーテイクもできるし、ここより良いレースができて、楽しめるんじゃないかな」
「(バルセロナは)少しフラストレーションの溜まるコースのひとつで、ペースを上げて他のマシンに接近しても、そこでタイヤのグリップとダウンフォースが失われてしまう。僕の目の前にはポイントが見えていたし、ベッテルにも近付いていたんだけど、もう遅かったんだ」
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