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”奇妙な1年”が終わったら……リカルド、レッドブルとの旅の終わりを想う

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”奇妙な1年”が終わったら……リカルド、レッドブルとの旅の終わりを想う
執筆:
2018/09/26 9:43

リカルドは今季はこれまでで最も奇妙なシーズンとなっていると振り返り、最終戦が終わった後にレッドブルを離脱するということを改めて実感するだろうと話した。

 レッドブルのダニエル・リカルドは移籍を決めたことを含め、2018シーズンはこれまで色々なことがあったと振り返り、自分にとって最も奇妙な1年になっているという。その一方で、今シーズンが終わった時に改めて、レッドブルを離れるということを実感することになると彼は予想している。

 リカルドは今季、第3戦中国GPと第6戦モナコGPで優勝を果たした。当時はタイトル争いの一角を担うかとも思われたが、結局レッドブルはメルセデスとフェラーリのペースには敵わず、リカルドはタイトル争いから脱落した。

 モナコ以後はトラブルもあり表彰台に上がれないレースが続いているリカルド。するとF1前半戦が終了し、サマーブレイクに突入した直後、リカルドはルノーへの電撃移籍を発表。長年支援を受けて来たレッドブルを離脱することになった。

 レッドブルのウェブサイトに公開されたインタビューでリカルドは「今季は今までのキャリアにないほど奇妙なシーズンだ」と語った。

「開幕6レースのうち、2レースで優勝することができた。おそらく僕のF1キャリアにおける最も強力なスタートだった」

「モナコの後、僕はシーズンが非常に有望なものになると思っていたし、タイトル争いをするチャンスがあるとすら思っていた。僕はまだ乗れていると思うし、適切に取り組んでいる。でもそれ以来、様々な理由でうまくいかなくなってしまった」

「僕は自信を失ってはいないけど、モチベーションとこのスポーツへの愛情には浮き沈みがあった。だけど僕はすぐに復活する傾向がある」

 彼がルノーへ移籍することを決断したのは、今年のドライバー市場における最大の事件のうちのひとつだったが、リカルドは最終戦アブダビGPを終えて始めて、レッドブルを去るということを痛感することになると考えているようだ。

「ほとんど実感はしているけど、正直に言ってアブダビでチェッカーフラッグが振られ、レッドブルのレーシングスーツを脱いだ時に、それを痛感することになると思う」

 そうリカルドはレッドブル離脱に対する心境について話した。

「ルノーに移籍すること自体はそれほどでもない。僕のキャリアにおける”ある章”にピリオドが打たれるということだ」

「僕は10年以上にわたってレッドブルのロゴが入ったヘルメットをかぶってきた。楽しい旅だったし、関係が悪化したから離れるわけじゃない。僕は何か新しいことをやる準備ができているんだ」

「僕は来年30歳になる。成人してから10年が経ち、新しいことをすべき時期が来たと感じた。馬鹿げたことに聞こえるかもしれないけど、レッドブルとは長い時間を過ごして来た。僕は自分自身で、そこから離れることを決める時が来たと思ったんだ」

「レッドブルと共に旅するのはとても素晴らしかったけど、周りのあらゆることを理解しているから、物事が簡単になりすぎていることがあった。そんな中では、自己満足の世界に陥ってしまいやすいし、退屈なルーティーンで終わってしまう。僕はそうなるのは嫌だった。もう一度、自分自身に挑戦したかったんだ」

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シリーズ F1
ドライバー ダニエル リカルド 発売中
チーム レッドブル・ホンダ 発売中
執筆者 Jonathan Noble