リカルド、スペインGPで一気にマシンをモノに? アップデートで“小さな確変”発生
ダニエル・リカルドはF1第4戦スペインGPでのアップデートにより、“小さなブレイクスルー”が起きてマシンへの自信が高まったと語っている。
Daniel Ricciardo, McLaren MCL35M
Mark Sutton / Motorsport Images
マクラーレンのダニエル・リカルドは、F1第4戦スペインGPの予選を7番手で終了。彼はアップデートされたマシンに自信を深めている様子だ。
今シーズンからマクラーレンに加入したリカルドはマシンへの適応を進めつつも、ここまでの3レースではチームメイトのランド・ノリスに比べて苦戦は明らか。予選ではノリスを上回ることがあったものの、レースでは常にその後塵を拝してきた。
スペインGP予選でリカルドは、ノリスを約0.4秒突き放すタイムをマーク。前戦ポルトガルGPではQ1脱落を喫していたリカルドだが、そこから1週間で改善を示し、7番手を獲得することに成功した。
彼は今回躍進を示せた理由について、小さいながらも改良を受けたフロントウイングやフロアといった、マシンへのアップデートを挙げている。アップデートの導入によって、カタルニア・サーキットの高速コーナーでの自信に繋がったのだという。
「恐らくセットアップのおかげでより優れたドライビングができ、自信を持てる様になったんだと思う」
リカルドは初日から2日目にかけての改善について、背景に何があったのかを尋ねられるとそう答えた。
「初日のマシンはトリッキーで、正直ハイスピード区間ではあまり自信が持てていなかった」
「でも今日は速さを示せたと思う。セクター1ではかなり速かったし、何度か最速タイムも出していたと思う」
「一度コーナーに入ってしまえば、あとはアクセルをホールドするだけだ。今日はそれをする自信があった」
「それからチームはいくつかアップデートを持ち込んでくれた。基本的にはそのアップデートが機能するようにセットアップを改善できたと思う。そのおかげでペースが良くなったんだと思うよ」
躍進を示したリカルド。その進歩に関して彼は“小さなブレイクスルー”だったと形容し、ポジティブな1日になったと語っている。
「まだ改善しなくちゃいけないコーナーがあるから、“小さな”ブレイクスルーとは言っても良いかもね」
「スピードを上げるのに時間がかかっているのも確かだし、ランドが凄く良い走りをしているのも確かだと思う。このふたつの点でチャレンジングではあった」
「今日は間違いなくポジティブな1日だったと言える。Q3では時間がなくて最後の走行を逃してしまったから、まだ改善できたかもしれない点が残っているけどね」
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