リカルド「2014年の僕の走りが、F1のオーバーテイクのレベルを引き上げた」

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リカルド「2014年の僕の走りが、F1のオーバーテイクのレベルを引き上げた」
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
2018/11/21 8:55

レッドブルのダニエル・リカルドは、同チームに加入した2014年の自身のアグレッシブな動きが、F1におけるオーバーテイクの”レベル”を変えたと信じている。

 今シーズン限りでレッドブルを去り、来季からルノーに移籍することを決めたダニエル・リカルド。今週末のアブダビGPは、彼にとってのレッドブルでの最後のグランプリ、そしてレッドブルでの100戦目という節目のレースになる。

 リカルドは2014年にレッドブルに昇格。そして当時すでに4度のワールドチャンピオンに輝いていたセバスチャン・ベッテルと組み、互角以上に渡り合った。この年、レッドブルが挙げた3勝は、すべてリカルドの手によるものである。

「振り返ってみれば最も楽しい年だったし、僕のキャリアにとって最も重要な年でもある」

 そうリカルドは語った。

「それらの勝利はとても意味あるものだった。ドイツでは、フェルナンド(アロンソ)とすごいバトルもした。そのレースはとても厳しかったけど、フェアな戦いだった。しかも彼は、僕のことを賞賛してくれた。当時の僕にとっては、とても大きなことだった」

「でも2014年は今の僕を形づくっただけじゃない。僕のそれからのアプローチは、他のドライバーたちのオーバーテイクのレベルも、同じように変えたと思う」

「すごく後方からやってきて、オーバーテイクしようとするドライバーは、当時それほど多くなかった」

「たぶん彼らは、僕や僕のレースから、いろんなことを学んだのだと思う。だから僕はたぶん、新しいレベルを設定したんだ。そして、それができるということを人々に示し、試してみたいと思ったドライバーがそれを試したんだ」

「少し生意気な言い方かもしれないけど、僕はそう信じている。みんなができるとは言わない。でも、少なくとも彼らの多くが、それをするために努力しているんだ」

 リカルドは以前、トロロッソを卒業してレッドブルに昇格した際、バトルの中での力がもっと必要だったと説明していた。リカルド曰く、その転機は2012年のバーレーンGPだという。当時トロロッソのマシンを走らせていたリカルドは、予選で6番手を獲得したものの1周目に後退してしまい、決勝結果に繋げることができなかった。

 しかしながらリカルドは、レッドブル加入初戦の2014年オーストラリアGPから、良いポジションを築くことができたと信じている。当時は今以上に、パワーユニットの性能差が顕著だった。にもかかわらず、予選でも決勝でも、リカルドはメルセデスのふたりの間に割って入る2番手と大健闘した(しかし決勝では失格となった)。

「予選では雨の中、インターミディエイトタイヤを履いて走った。新しいチームでの最初のレース、そして僕の母国レースだった。僕は度胸ある指示を受けた、勇敢な子供のようだった」

「今振り返れば、僕のレッドブル時代の中でも、本当に重要なレースだったと思っている」

「決定的なレースだった。それが、僕がどんなドライバーになっていくのかという傾向を設定した。特にセブと対峙した最初の年だったんだから」

「その時は、とにかくうまくいった。そういう力が僕にあることは分かっていた。でもそれを全てまとめることができたし、その年以降、僕は自信を持ち続けることができている」

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シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell