F1 イタリアGP

F1イタリアGP”勝者”リカルド、マクラーレン本拠地に凱旋。勝利を後押しした”感情”を説明

マクラーレンのダニエル・リカルドは、チームのファクトリーに凱旋し、優勝を報告。その中で、勝利を後押しすることになった、彼の深層心理にあった”感情”を説明した。

Jonathan Noble

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編集: 2021/09/19 10:07

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Daniel Ricciardo, McLaren celebrates with team members

 マクラーレンのダニエル・リカルドは、先日行なわれたF1イタリアGPで優勝。チームメイトのランド・ノリスも2位に入っており、チームは1-2フィニッシュを達成。これはマクラーレンにとっては2012年ブラジルGP以来の勝利であり、1-2フィニッシュは2010年カナダGP以来のこととなった、

 勝利を手にしたリカルドは、イギリス・ウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーに凱旋。金曜日に行なわれた予選でトップ3入りを逃した”怒り”が、はるかに大きな感情に変わるよう”導いた”と語った。

「予選後には、かなり落ち込んでいた」

 リカルドはそう説明した。

「僕の中にある何か……僕はその時『もうこんな所にはいたくない……僕は勝ちたい、それを成し遂げたい』というようなことを思っていた。そのことは、何よりも僕のことを刺激したんだ」

「確かに予選は良かったし、チームも『良いセッションだった。満足するべきだ』というようなことを言っていた。今年これまでと比べて、良いセッションだったことには感謝している。でもそれは、僕にとっての戦う相手が、本当に現れた時でもあった」

「それを説明するのは難しい。それはまるで何か……僕の中で燃え上がっているような感じだった。だから僕としては『いや、これじゃあ十分じゃない』というような気持ちになっていた」

「週末残りの間は、視野が狭くなり、前だけを見ているような感じだった。勝ったと言うのは、今では簡単だ。でも正直なところ、特に金曜日の夕方以降は、何かがやってきたようだった。僕は、何か使命を課された存在だと思ったんだ」

 リカルドはこの気持ちについて、レッドブルに在籍していた2014年に、チームメイトのセバスチャン・ベッテルを苦しめた時に似ていると語った。

「僕はいつも、自信を持って週末に挑んでいる。今回も確かに、そういう感覚はあったけど、いつものレベルじゃなかったんだ」

 そうリカルドは語る。

「おそらくそれは、ほとんどの人が経験できないことだと思う。それは一種の、根本的なモノのような感じがするんだ」

「そう言えば、カメラの前で格好良く聞こえる……だからそう言っているわけじゃない。それは、もうひとりの僕みたいなモノだ。それが出てきた時、すごく強力だということも分かっていた」

「画期的とも言える、2014年みたいな感じだった。その時は、自分の感情をコース上で活かすことができた。それが、僕にとって大きな後押しになった理由だ」

 しかしリカルドは、今回のような感情の”助け”を借りずとも、より多くの成功を実現できる立場に立ったと考えている。

「僕はそう信じている。そういう所に、僕はいたいんだ。それは、僕の中の競争相手と戦うだけみたいな感じだからね。それは好きな感覚だし、その燃えているような感覚も好きだ。けんか腰のような感じで過ごしているというわけだ。その感覚が好きだし、まさに生きているような気分にさせてくれる。それは良い怒りの感情なんだ」

「その怒りから、多くのエネルギーを手にすることができる。でもその週末が終わってしまえば、いつもそれを活かす必要があるとは思わないモノだ」

「今週末から、そしてチームから、大きな自信を手にすることができたと思う。彼らのほとんどが僕を支えてくれたし、最初から僕を信じてくれた」

「今週末は、みんなに自信を与えてくれた。だからチームとして前進することで、僕らは静かな自信を持つことができるんだと思う」

 

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