RBの今季マシンVCARB01の弱点は高速コーナー。リカルド明かす「このオフの間にダウンフォースを少し増やしたいね」
RBのダニエル・リカルドは、今季のマシンVCARB01の弱点は高速コーナーのパフォーマンスにあると語る。
ダニエル・リカルドは、F1ベルギーGPにアップデートを投入したにも関わらず、今季のRBのマシンVCARB01には、依然としてマシンの弱点を解決するための取り組みが必要だと認めた。
RBは今季前半戦を終え、リカルドと角田裕毅が合計34ポイントを獲得。コンストラクターズランキング6番手につけている。オーストリアGPからベルギーGPまでの4戦連続で入賞し、上昇傾向にあるようにも見える。しかしリカルドは、マシンにはまだ解決すべき問題が残っていると語る。
RBはベルギーGPにアップデートを投入。低速区間は依然として優れたパフォーマンスを発揮しているが、高速コーナーでのパフォーマンスは懸念事項だと語った。
「僕らの強みは低速域で、弱点は超高速域にあると感じている」
リカルドはそう説明した。
「レース中に(スパ・フランコルシャンの名物高速コーナーである)プーオンでは、チームから『このまま最後まで行くぞ! タイヤも問題なさそうだ』と言われた後、最後までほぼ全開で走っていた。でも、(アルピーヌのエステバン)オコンは、速かった。彼らはストレートでもかなり速かったから、ダウンフォースが低かったんだろうと推測するけど、それでもターン10では彼らはかなり速かったんだ」
「高速コースは、まだ作業しなければならない部分がある。狭くて曲がりくねったコーナーでは大丈夫そうだ」
「マシンの特性は変わらないだろうと思う。でも、ダウンフォースが増えることになれば、それは味方になるはずだ。この休みの間にダウンフォースを少し増やして、それが手助けになると思う」
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