2年ぶりF1アメリカGP、特別ヘルメット多数登場。角田裕毅は日本GP投入予定だった鮮やか紅葉デザイン
コロナ禍の影響で、2019年以来2年ぶりの開催となったF1アメリカGP。多くのドライバーが、このレースで特別カラーのヘルメットを使用している。
写真:: Yuki Tsunoda
テキサスのサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開催されているF1第17戦アメリカGP。新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2019年以来の開催となったこのレースでは、多くのドライバーが特別仕様のヘルメットを使用している。
アメリカチームであるハースは、ミック・シューマッハーとニキータ・マゼピンがどちらもヘルメットを変更。マゼピンがガラガラヘビや蹄鉄、カウボーイハットをデザインに取り入れ、シューマッハーも星条旗をモチーフにしている。
前回のアメリカGPの勝者であるバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、ガールフレンドのティファニー・クロムウェルがデザインしたストリートアートで、ウイリアムズのジョージ・ラッセルは木目に保安官のバッジをあしらって、それぞれリスペクトを示した。
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、色鮮やかな紅葉があしらわれたヘルメットをお披露目。これは本来、10月10日に決勝レースが行なわれるはずだった日本GPで使用する予定だったという。
マクラーレンのふたりも、特別カラーのヘルメットを使用。ランド・ノリスは実に分かりやすい星条旗カラーのヘルメットだが、普段カラフルなヘルメットを使用しているダニエル・リカルドは、黒をベースにした落ち着いたヘルメットとなっている。
これは、リカルドが子どもの頃から憧れていたNASCARドライバー、デイル・アーンハートSr.をトリビュートしたヘルメットだ。
リカルドは開幕前、マクラーレンCEOのザク・ブラウンと表彰台獲得を条件に、アーンハートSr.のシボレー・モンテカルロをドライブさせてもらえるという約束をしていた。彼はイタリアGPで勝利し、その条件をクリア。オースティンでデモランが予定されている。
リカルドはアメリカGPの木曜日、「ここに戻ってこられてとても嬉しい」と語った。
「僕の人生の中でオースティンがない24ヵ月間は、長くて悲しいものだった。今週末はアーンハートのクルマを運転することになり、とても楽しい。ザクがヨーロッパから運んできてくれたんだ。かなり手がかかっていて、とても興奮している」
他にも、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)やシャルル・ルクレール(フェラーリ)が新たなカラーリングのヘルメットを使用している。ぜひドライバーたちのヘルメットに注目してみてはいかがだろうか。
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