好調マクラーレン、それでもリカルド「メルセデスとレッドブルは手札を隠している」と慎重
マクラーレンのダニエル・リカルドはF1プレシーズンテストを終え、2022年用マシンに「好印象」を抱いているとしながらも、まだその好調さに浮かれてはいないと語った。
写真:: Alessio Morgese
ダニエル・リカルド(マクラーレン)は、チームの2022年用マシン『MCL36』に好印象を抱いている一方で、ライバルとの比較には慎重な姿勢を見せている。
メルセデスのジョージ・ラッセルは、コンストラクターズランキング8連覇を果たしたメルセデスが一歩遅れていると認める一方で、シーズン序盤から注視すべき2チームとしてマクラーレンとフェラーリを挙げている。
リカルドは各チームがマシン本来のポテンシャルを隠しており、どのマシンが最速かは分からないとしながらも、マクラーレンの新車に好印象を抱いていると語った。
「今の所、誰が1番なのかを推測するのは難しい」と彼は言う。
「でも、判断材料のひとつは周回数で、僕ら(リカルドとチームメイトのランド・ノリス)は両日とも100周以上走っている。信頼性という面では僕らは良い位置につけている。周回を重ねれば重ねるほど、沢山のことをテストできるし、マシンから学び得ることもできる」
「そういう意味では、僕たちは良い位置にいると思う。タイムシート上では、トップの方にいるみたいだしね」
「でも、メルセデスやレッドブルはまだ何の手札も見せていないと思うから、タイムにはあまり注目していない。フェラーリに関しては、堅実だと思う。一貫していい感じだね」
Daniel Ricciardo, McLaren MCL36
Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images
「まだ深読みしないようにしているよ。まだ早いし、僕らは自分たちのことに集中する必要がある。マシンには良い印象を持っているけど、いつも通り取り組むべきポイントはある。でも、良いところからスタートできたと思う」
またリカルドは、テスト初日と2日目の堅実な走行によってチームは既にマシンパッケージの強みを理解できていると感じており、今後は改善が必要なエリアに集中できると語った。
「マシンはかなり快適に感じている」
「今は自分たちの強みがどこにあるのかを見極めているところだ」
「それで、ドライビングとセットアップの観点から、弱点を克服しようとしているんだ。チームは大量のフィードバックを求めている」
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