チームメイトの比較を気にしないようにした……リカルドの”苦境”対処法

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チームメイトの比較を気にしないようにした……リカルドの”苦境”対処法
執筆:
2018/12/27 3:28

レッドブルのダニエル・リカルドは、シーズン後半大苦戦した2018年を振り返り、チームメイトとの比較を気にしないようにして、苦境に対処したと明かす。

 ダニエル・リカルドは、信頼性の問題に苦しんだ2018年シーズン、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンとの比較を気にするのをやめたと語る。

 2018年をレッドブルのドライバーとして戦い、来季からはルノーに移籍することが決まっているリカルド。彼はシーズン前半の中国とモナコで勝利を挙げたが、その後は信頼性の問題に見舞われることが多く、最終的にはランキング6位で終わった。

 一方でチームメイトのフェルスタッペンは、シーズン序盤こそ不運に見舞われたものの、オーストリアとメキシコの2勝を含む合計11回の表彰台を獲得し、ランキング4位と躍進した。

 リカルドは、自身にトラブルが相次ぎ、その一方でチームメイトが勢いを増していくのを、当初は苛立たしく感じていたという。しかしながら、彼はフェルスタッペンの成績を自身のそれと比較するのをやめることで、その厳しい状況に対処していた。

「シーズン半ばの夏休みの頃に、もう成績を気にしなくなるポイントに達したと思う」

 リカルドはそうmotorsport.comに対して語った。

「今年の予選では、おそらく僕は良い仕事をしたと思う。でも、誰かそれを気にしているかい? 最終的にはより少ないポイントで終わるかもしれない。それを誰かに気にするのだろうか?」

「僕はできることをしたいだけだ。もしそれができればうまくいく。できなくても、人生は続いていく。もちろん、僕も初めは結果を気にしていた。でも、それを騒ぎ立てたくはなかったんだ」

「僕にできる最高の仕事が実現できていれば、おそらく彼を倒すことができたと思う。でもそれができなかったとしても、また別の日に戦うために生きて行くだけだ」

 リカルドはモナコでの優勝を最後に、表彰台にすら上がることができなかった。15レースで5回のリタイアを経験し、その他のレースでも信頼性の問題によりグリッド降格ペナルティを受けた。

 しかしリカルド曰く、シーズン初期に好結果を残した頃でさえ、完璧ではなかったという。例えばアゼルバイジャンGPでは、チームメイトとの同士討ちにより、勝機を失っている。

「僕は最初の6戦で2勝を挙げた。でも勝てなかった4戦にも、実際にはいくつかの出来事があった」

 そうリカルドは語る。

「メルボルンでは、シーズンが始まってもいないのにペナルティを受けた(FP2で赤旗掲出中に減速しなかったとして、3グリッド降格となった)。だから既に、壁を打ち破るための心構えができていた」

「バーレーンでは、1周を終えただけで僕のレースは終わってしまった。中国では素晴らしい戦略で勝利を手にした」

「その後でバクーのレースだ。何があったかはご存知の通りだ。バルセロナではセーフティカーの後ろでスピンし、モナコでは勝った」

「最初の6レースと同じように、良いところは1年中続いていた。そしてまともじゃない状況もずっと続いていたんだ」

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シリーズ F1
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チーム レッドブル・ホンダ 発売中
執筆者 Scott Mitchell