レッドブルはルノーを恐れている? リカルド、アブダビテスト”不参加”の意味

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レッドブルはルノーを恐れている? リカルド、アブダビテスト”不参加”の意味
執筆:
協力: Edd Straw
2019/01/23 23:13

ルノーのマルチン・ブコウスキーは、ダニエル・リカルドがアブダビテストでルノーのマシンをドライブできなかったのは、レッドブルがルノーを恐れている体と考えている。

 昨シーズン限りでレッドブルを離れ、今季からルノーに移籍することになったダニエル・リカルド。しかしレッドブルは、昨シーズン終了直後のアブダビテストで、リカルドがルノーのマシンに乗ることを許可しなかった。このことについてルノーは、レッドブルがルノーのことを”恐れているからだ”と考え、そのことは”喜ばしいこと”と語っている。

 実際にコース上でのパフォーマンスを発揮するのは、来月の合同テストが最初の機会となるリカルド。しかし既にシーズンに向けた準備の一環として、ルノーのファクトリーを訪れている。

 ついにトップドライバーのうちのひとりを獲得したルノー。リカルドはすでにチームに対して何らかの貢献をしているのかと尋ねられた、ルノーのエクゼクティブ・ディレクターであるマルチン・ブコウスキーは、「ドライバーとのやり取りから、学ぶことは常にある」と語った。

「彼はシミュレータに取り組んでいる。エンジニアと作業を進めているのだ。彼はまだ実際のマシンをドライブしていないから、その作業は難しいことだ」

「アブダビで彼をマシンに乗せたかった。しかし、それを実現するのは不可能だった」

「昨年のマシンについて、彼の意見を聞くことができなかったことは、とても残念だ。それは我々にとって、非常に役に立つ情報だっただろう」

「しかしそれができなかったという事実について、我々は喜ばしくも思っている。それは他チームが我々のことを恐れ、”競争上の優位になることを何も与えたくない”と考えているということを意味するからだ」

 昨年の夏、リカルドがルノー移籍を決めた際には、F1のパドックに大きな衝撃が走った。レッドブルが毎年勝利を収めているチームであるのに対し、ルノーは2016年のワークス参戦復帰以来、まだ表彰台も獲得できていないという存在だからだ。

 しかしルノーは2018年、コンストラクターズランキング4位に浮上。上昇曲線を辿っている。ブコウスキーは、チームがさらに上を目指すためには、リカルドのような存在が非常に重要になると考えている。

「彼(リカルド)はレース優勝経験者だ。彼は現在のチームにはない経験をもたらしてくれる」

「彼は何年にもわたって、トップチームと共に働いてきた。だから方向性やマシンの開発、そしてセットアップに対して、我々が学ぶ上でとても有益だ」

「チームの全員にとって、リカルドのようなドライバーが加わるのは、大きなモチベーションの向上にも繋がった」

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シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell