フェルスタッペンは多くのしくじりを経て強くなった……元チームメイトのリカルド語る

ダニエル・リカルドは、マックス・フェルスタッペンがF1キャリア初期のミスを「克服してきた」と考えている。

フェルスタッペンは多くのしくじりを経て強くなった……元チームメイトのリカルド語る

 今季のF1でポイントリーダーとなっているレッドブルのマックス・フェルスタッペン。今では現役最高のドライバーのひとりに成長した彼だが、キャリア初期はドライビングの荒さから批判を浴びることも少なくなかった。

 2015年にトロロッソからF1デビューを果たしたフェルスタッペンは、2016年途中にダニール・クビアトと入れ替わる形でレッドブルに昇格すると、その初戦となるスペインGPで優勝。史上最年少となる18歳227日での勝利を手にして一躍スターとなったフェルスタッペンだが、コース上でのアグレッシブな動きには批判が多く、当時のF1レースディレクターであった故チャーリー・ホワイティングも、彼が「汚名を被る可能性がある」と警鐘を鳴らしていた。

 しかし、その後アプローチを変えたフェルスタッペンは安定した成績を残すようになり、今季は5勝を挙げてタイトル候補のひとりとなっている。ただアゼルバイジャンGPのタイヤトラブルやイギリスGPでのルイス・ハミルトン(メルセデス)との接触、そしてハンガリーGPでスタート直後の事故に巻き込まれたことなどが響き、ハミルトンと8ポイント差のランキング2番手に留まっている。

 そんなフェルスタッペンとレッドブル時代の2016年〜2018年にチームメイトだったダニエル・リカルド(マクラーレン)は、フェルスタッペンはキャリアの初期に大きなミスを経験したことで、アプローチを変えて成熟したドライバーになったと語った。

「マックスはF1での最初の数年間で、いくつかの動きに関して少しプレッシャーをかけられるようなことがあったと思う」

 リカルドはそう語る。

「間違いなく彼はその多くを克服したし、成熟したドライバーになったと思う」

「確かに彼は毎回ハードなレースをする。それなのに、僕たちは3年もコンビを組んでぶつかったのは2回だ。これはかなり低い数字なんじゃないかな」

 リカルドは当初、イギリスGPで起きたフェルスタッペンとハミルトンの接触について、「ハミルトンはそのグリップレベルを考えれば熱くなりすぎていた」と語っていた。しかし、今回彼はふたりの接触がレーシングアクシデントだったとの見解を口にした。

「彼らは1年を通じてハードにレースをしてきた訳だし、基本的にレーシングインシデントだと思っている」とリカルドは語る。

「とはいえ、重要なのはマックスが無事にマシンから出てこられたことだ」

「もちろん、彼の健康のためには素晴らしいことだし、チャンピオンシップにとっても素晴らしいことだ」

 

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