リカルド、来季チームメイトのノリスは10歳年下「“ちびっ子”と戦うのが楽しみ！」

　7月1日に31歳の誕生日を迎えるダニエル・リカルド（ルノー）。すっかりベテランの域に入ってきた彼は今季、23歳のエステバン・オコンとコンビを組む。そして来季はマクラーレンに移籍し、10歳年下のランド・ノリスがチームメイトなる。

　リカルドはレッドブル時代、マックス・フェルスタッペンとの激しい戦いを楽しみ、それをモチベーションとしていたとして、これからもそういった若手とのバトルを求めていると語った。

「レッドブルでマックスと戦った時は間違いなくそういったものを感じていたよ」とリカルドはF1のポッドキャストで語った。

「僕たちはお互いに競い合い、高め合っていたと思うし、だからこそ今のような競争力を持てていると思うんだ」

「もちろんランドにもそれを期待している。彼はとても良いルーキーイヤーを過ごしていたし、チームメイトのカルロス（サインツJr.）を予選で上回っていたからね」

「彼には期待しているよ。僕たちはふたりともヘルメットを脱げばおおらかな人間だし、みんなはそういう僕たちの姿を見て楽しんでくれていると思う。来年は良い戦いが見られるだろう」

「それは今年のオコンだってそうだ。まだ彼とチームメイトとしてレースをしたことはないけど、（ノリスと）同じように良い印象を持っている。こういう若い“ちびっ子”達が僕にかかってきてくれるのにはワクワクさせられるよ！」

「彼らの今後が楽しみだ。オフシーズンが長かったということもあって、今が一番鈍っているだろうから、早く走りたくてウズウズしているだろうね」

　リカルドはまた、ノリスと年齢が10歳以上離れていることを知らなかったと言い、それを知った時は驚いたと語った。

「実は知らなかったんだ」

「マックスとは確か7歳差とかだったんだけど、その時も『ワオ、そんなに差があるのか』と思った。僕が歳をとる度に彼らが若くなっていくように感じるよ！」