F1 カナダGP

危機感持った方が良い。リカルド、批判を発奮材料に?「怒りやテストステロンが力になっていると思う」

F1カナダGPでポイントを獲得したダニエル・リカルドは、自らの力となる怒りや不満のような感情を持ち続けるべきだと感じている。

Daniel Ricciardo, RB F1 Team VCARB 01

 チームメイトの角田裕毅に差をつけられ、入賞から遠ざかっていたことで批判の対象になっていたダニエル・リカルド(RB)。その不振ぶりに、1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ビルヌーブがカナダGPの際に「なぜ彼はまだF1にいるのか」といったコメントを残し話題となったが、リカルドとしてはそれが発奮材料となったようだ。

 リカルドは元々、レッドブル・レーシングへの復帰を目指して2023年にレッドブルファミリーに戻った。彼はセルジオ・ペレスのシートを狙っていたが、前述の通りRBでは角田の方がパフォーマンスを見せているような状況であり、現在は来季もRBに残留できるかどうかが関心事となっている。

 今季8レースを終えた段階で、マイアミのスプリントで4位に入った以外はポイントを獲得できていなかったリカルド。しかし第9戦のカナダGPでは予選5番手から難しいコンディションのレースを8位で完走し、決勝レースで今季初の入賞を記録した。

 リカルドは完全復活を果たしたかについては慎重なコメントをしつつも、F1での将来を確保するために怒りや不満といった感情は持ち続けたいと語った。

 今後に向けて勢いをつける上で、カナダでのレースから学んだことはあるかとmotorsport.comが尋ねると、リカルドはこう答えた。

「この調子でいかないといけない」

「今週末は小さなエネルギー……おそらく怒りのスイッチのようなものを背負っていた。熱意を持ち続けるために、そういったものが常にあるようにしないといけない」

「ちょっと怒っている必要があるのか、テストステロン(男性ホルモン)を高めないといけないのか、その辺は分からないけど、それが力になっていると思う」

「(ターニングポイントになるという)希望は確かにある。もちろん、それを証明するためには何度もこういう結果を繰り返して裏付けを取らなければならない」

「でもモナコ以降で起こっていることには間違いなく満足しているし、今週末が少しスムーズにいったのも偶然ではない」

「そういったものをキープし続けて、自分自身に責任を持たないといけない。リラックスし過ぎたり呑気になり過ぎないようにして、自分のキレを保てるようにすべきなんだ」

 5番グリッドを得たリカルドのレースは、序盤でややつまずいてしまった。スターティンググリッドでの発進がうまくいかず、スタートでポジションを落としただけでなく、ライトが消える一瞬前にマシンが動いてしまったことから、5秒のペナルティも科されてしまった。

「レースが僕たちの手からこぼれていくような感覚だった」とリカルドは振り返る。

「スタート自体はドリフト状態で、いくつかポジションを落とした。ターン2では文字通りルイス(ハミルトン/メルセデス)が横をすり抜けていった」

「フライングをしたわけじゃないんだけど、おそらく信号を見ているときにマシンがクリープ現象を起こしたような気がする。クラッチに問題があったんだと思う」

 

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