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今季2回目表彰台のリカルド、ペレスがピットインした時は「“笑顔”になっちゃった!」

F1エミリア・ロマーニャGPで今季2度目の表彰台を獲得したダニエル・リカルドだが、彼は前方のセルジオ・ペレスがピットインしたことを目にした時「笑っていた」と語った。

Daniel Ricciardo, Renault F1 Team R.S.20 celebrates in Parc Ferme

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 イモラ・サーキットで行なわれたF1第13戦エミリア・ロマーニャGP。その決勝レースでは、ルノーのダニエル・リカルドが今季2度目の表彰台を獲得した。

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 レースが大きく動いたのは残り13周という終盤。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のタイヤバーストによるセーフティカーの出動がきっかけとなった。リカルドはこの直前、5番手を走行。4番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスがつけていた。

 しかしセーフティカーのタイミングで、レーシングポイントはペレスをピットインさせタイヤを交換。一方のリカルドとルノーはステイアウトを選び、メルセデス勢に次ぐ3番手に浮上した。その後ろには同様の選択をしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)とアレクサンダー・アルボン(レッドブル)がつけた。 

 セーフティーカー明けのリスタートでリカルドはポジションを守りきった。しかしながら、新品のソフトを履くダニール・クビアト(アルファタウリ)の猛追を受ける格好となり、レース終了まで彼らの攻防は続いた。

 だがリカルドはそれを凌ぎきって、3番手でフィニッシュ。第11戦アイフェルGP以来、今季2度目の表彰台をルノーへ持ち帰った。

「3回のレースで2回だ」

 レースを終えたリカルドはそう語る。

「ちょっとクレイジーだよ。明らかに僕らは5番手に落ち着いていて、それが今日の僕らのペースだった。ルクレールが僕についてきていたけど、彼とのギャップは十分にマネジメントできる速さはあると感じていた」

「だけどペレスはより速かった。彼は今日4番目に速いマシンに乗っていた。でもマックスが問題を抱えて、さらにペレスがセーフティカーでピットインしたんだ。これには驚かされたよ」

「言うまでもなくそれを見て笑顔になったよ。『よし、これで3番手だ』という感じだったからね。ハードタイヤを持たせなくちゃいけないのは難しいだろうとは思っていた。だけど最後まで争えて嬉しかったし、ここでのポジションはとても重要なんだ」

「僕自身、そしてチームもステイアウトすることに異論はなかった」

「もし彼(ペレス)が追い上げてきて僕らを追い抜いたら、それはそれでしょうがないし、今の僕らのポジションにいたはずだ。だからリスクを冒す価値は間違いなくあると感じて、実際に報われたんだ」

 またリカルドは終盤のクビアトによる猛チャージは予想していなかったとも語った。

「最終的な脅威はクビアトだったと思うし、とても驚いた。彼がどこから来たのかはわからないけど、彼はソフトを履いていると聞いていて、明らかにとても強い走りで迫っていたんだ」

「でも僕は持ちこたえることができた。とても、とてもとても嬉しい。夢のようだ。(ルノーでの)初表彰台から、こんなにすぐに2度目だ。本当に素晴らしいよ」

 

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