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リカルド、サクヒールGPは最も”残念な”5位?「ペレスを勝たせてはならなかった」

ルノーのダニエル・リカルドは、コンストラクターズランキング3位を巡って争うレーシングポイントが大量にポイントを獲得したことに、”ミスをした気分だ”と語った。

Sergio Perez, Racing Point RP20, leads Esteban Ocon, Renault R.S.20

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1第16戦サクヒールGPは、劇的な展開でセルジオ・ペレス(レーシングポイント)がF1キャリア初優勝を挙げた。

 ペレスは1周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触し、最後尾に落ちながらも、猛烈に追い上げた。そしてメルセデスの2台がピット作業のミスで後退したのに乗じて、優勝を飾ったのだ。

 ランス・ストロールも3位に入り、レーシングポイントは大量40ポイントを獲得。コンストラクターズランキング3位獲得に向けて、大きな一歩となった。

 一方、レーシングポイントと年間順位を争うマクラーレンやルノーにとっては、ライバルに大量得点を許してしまったレースとなった。ランキング4番手のマクラーレンはレーシングポイントと10ポイント差、同5番手のルノーは22ポイント差で最終戦アブダビGPを迎えることになる。

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 ルノーはサクヒールGPでエステバン・オコンが2位、ダニエル・リカルドが5位に入り28ポイントを稼いだものの、ペレスに大逆転を許してしまったことに言い訳できないとリカルドは語った。

「タフなレースだった。僕は5位だったし、通常なら良い結果だ。それにエステバンが2位に入ったから、彼にはおめでとうと言いたい」

「でもライバルが1位と3位になっているのを見ると……それにペレスは1周目にピットインしたと聞いていた。彼にはおめでとうと言いたいところだけど、僕たちにとっては彼を勝たせてはいけなかった。1周目にピットインしたマシンがレースに勝つなんて、僕たち全員がミスしたような気がしたよ」

 リカルドは、3番手を争う集団の中でレースの大半を進めたが、最初のピットストップでアルファタウリのダニール・クビアトにアンダーカットされてしまったことで、チャンスを逃してしまったと語った。

「正直なところ、僕たちとしてはかなりまとまりのないレースだった」

「ピットに呼ばれたとき、すでにピット入り口を過ぎていてピットに入れなかった。それでクビアトにアンダーカットされたんだ」

「そのせいで彼が自由に走れて、第2スティントはずっと彼の後ろにいた。彼の後ろでラップを重ねるごとに、レースが遠ざかっていくのを感じていたよ」

「ここしばらくの間では、おそらく最も残念な5位だろう。一方でエステバンと彼の側のガレージが力強いレースを展開したことに拍手と祝福の言葉を送らなければいけない」と、リカルドは付け加えた。

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