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フェルスタッペンのメルセデス入りでシートを失うのはアントネッリだった? ラッセル「問題は誰が自分のチームメイトになるかだった」

ジョージ・ラッセルは、メルセデスにマックス・フェルスタッペンが移籍する可能性が取り沙汰されたものの、自身のシートが脅かされていると感じたことは全くないと述べた。

George Russell, Mercedes, Andrea Kimi Antonelli, Mercedes

写真:: Zak Mauger / LAT Images via Getty Images

 メルセデスは、ジョージ・ラッセルとアンドレア・キミ・アントネッリ共に現在の契約が今季限りで切れる。それにより、一時はマックス・フェルスタッペンが加入するのではという噂もあったが、それはすでに立ち消えとなっている。

 仮にフェルスタッペンが契約解除条項を駆使してレッドブルを飛び出しメルセデスに合流していたら、シートを失うのはどちらのドライバーだったのか気になるところだが、ラッセルは自身のシートが脅かされているとは一度も感じたことがないという。

 オランダGPを前に、メルセデスでの将来に不安を感じたことはあるかと問われたラッセルは、こう答えた。

「正直、まったくない。どちらかといえば、誰が自分のチームメイトになるかが問題だった」

「このスポーツの仕組みについては冷静に理解している。チームとしても(急いで)契約を結ぶ必要はないと感じたんだと思う。僕としても特に強くプッシュする必要はなかったし、むしろこれまで以上に自分を信じている」

「ずっと自分を信じてきたし、結果の面でも証明を続けてきた。今年の成績だけでなく、10歳の頃からのキャリアを通してね。だから自分を信じて結果を出せば、心配する必要なんてないんだ」

 フェルスタッペンのメルセデス移籍に関する一連の憶測は、ラッセルが6月のカナダGP前に「フェルスタッペンは常にメルセデスのレーダーに入っている」と発言したことが発端であった。「意図的に騒動を起こしたのか」と聞かれたラッセルはそれを否定し、メルセデスが4度のワールドチャンピオンに関心を寄せていることは秘密ではないと思っていたと説明した。

「なんと言えばいいかな……いわゆる公然の秘密みたいなものだと思っていたけど、周知の事実じゃないとは思っていなかったんだ」とラッセルは言う。

 サマーブレイクが明けた段階で未だ来季の契約にはサインしていないラッセルだが、慌てる様子はない。彼はメルセデスと「前向きな話し合いをしている」と語る。

「さっきも言ったけど、夏休み中に進展がなかったのは、双方に急ぐ理由がなかったからだ。お互いに束の間の休暇を楽しみたかったしね。でも方向性は正しい方に進んでいるよ」

「もちろんその内まとまると思うけど、サマーブレイク前にも言ったように、大切なのはしっかりした内容であり、僕にもチームにも時間的なプレッシャーはない。だから通常より時間がかかるかもしれないけど、それ以上の意味はないんだ」

「契約交渉だけでなく、2026年に向けた開発やスポンサーイベント、トレーニングなど、いろんな優先事項を同時にこなさなきゃならない。だから、契約だけのために世界が止まるわけじゃない」

 またラッセルは「僕の目標はメルセデスで勝つこと。それは確かだ」と述べたが、次の契約が2026年の単年になるのか、複数年契約にするのかはまだ分かっていない。2026年はレギュレーション変革の年で勢力図が大きく変わる可能性があるという点も影響しているかもしれない。

「自分にとって何が有利かだけじゃなく、リスクが何かも考えないといけない」とラッセル。

「リスクとリターンのバランスを考えないといけない。僕は長年サポートしてくれたメルセデスに忠誠心があるし、メルセデスで勝ちたいと思っている。でも全てが適切でしっかり整っていないといけない」

「それが1年契約になるのか、複数年契約になるのか、今まさにその話し合いをしているところなんだ」

 

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