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F1のテスト期間短すぎだろ! ラッセル「せめて2台体制でやらせて」と不満隠さず

メルセデスF1のジョージ・ラッセルはF1のプレシーズンテストが非常に短くなっていることに対し不満を持っており、ドライバーが十分に新車で走行を積めるよう、1チーム2台体制でテストを行なえるようにすべきだと主張している。

George Russell, Mercedes-AMG F1 W14

写真:: Mercedes AMG

 メルセデスF1のジョージ・ラッセルは、現在のF1プレシーズンテストのシステムに不満を持っており、将来的には1チーム2台体制でテストを行なうことを可能にすべきだと主張している。

 F1は2月23日から、2023年のプレシーズンテストがバーレーンでスタートする。今シーズンからは更にテスト日程が削減され、各チームはわずか“3日”で、3月3日の開幕戦バーレーンGPに向けた準備を整えなくてはならない。

 そして、それはドライバーにとっても新マシンへの適応にかけられる時間が減ることを意味している。F1ではテストに使えるマシンは1台のみであるため、ドライバーひとりあたり1日半しか新車を走らせることができないのだ。

 ラッセルは各ドライバーに与えられた1日半という時間は不十分だと考えており、次のように不満を主張した。

「個人的な考えだけど、僕は3日間(のテスト)では不十分だと思う。ドライバーからすれば、ひとりあたり1日半なんだというのは、忘れてはならない点だ」

「先週、シルバーストンでのシェイクダウンに参加できたのは良かったよ。でも、それが無かったら、僕たちは昨年末のアブダビGPから、バーレーンテストまで12週間もクルマから離れたままだったんだ」

「(テニスプレイヤーの)ラファエル・ナダルが12週間もボールを打たずに過ごして全仏オープンに直接向かうことが、想像できるだろうか? 当然分かるだろうけど、そんなことはありえないんだ」

 ラッセルは、テスト日程が短縮されている背景にコストの問題があることは理解しつつも、同じ3日間の日程で2台のマシンを走らせれば、まずまずの妥協点になると主張した。 

「なぜこうなっているのか、それについては僕も理解しているし、認識しているよ。でも僕としては、2台のマシンで3日間のテストを行なえば良いんじゃないかと思っているんだ」

「僕らがテストを制限している理由からしても、それがおそらく最善の妥協点になるんじゃないかな。今のひとりあたり1日半というのは、少なすぎると思うよ」

 こうしたラッセルの見解には、2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソも同意。彼は今シーズンからアストンマーチンへ移籍するが、テスト不足により移籍組が後れをとってしまう可能性があると指摘している。

「今年のバーレーンテストは、1日半しかないんだ。だからバーレーンGPで100%の状態になることは無いだろうね。ジェッダ(第2戦)、そしてオーストラリア(第3戦)でもムリかもしれない。だからちょっとアンフェアだと言えるかもしれない」

「たった1日半の練習時間で世界選手権に挑むなんてのは、F1が世界で唯一のスポーツなんじゃないかと思うよ。他にこんなことをしているスポーツは世界でも他にない」

 
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