ラッセル、ゼロポッドのコンセプト継続に自信「ポールポジションと、2連続ダブル表彰台がその証明」

メルセデスのジョージ・ラッセルは、ハンガリーGPでポールポジションを獲得し、さらにチームが同グランプリでダブル表彰台という結果を手にしたのは、当初のコンセプトに固執するという決定が正しかったことを裏付けたと語った。

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 2022年のF1夏休み前最後のレースとなったハンガリーGPでは、メルセデスのジョージ・ラッセルがポールポジションを獲得。メルセデスにとって今季初のポールポジションであり、ラッセルにとってはF1キャリア初のポールポジションである。また決勝レースでも、メルセデスは2戦連続でのダブル表彰台を獲得するなど、日々戦闘力が向上しているように見える。

 このハンガリーの好結果についてラッセルは、メルセデスがコンセプトを変更せず、現行マシンを使い続けることが功を奏したと語った。

 今季のメルセデスは開幕から大苦戦。ポーパシングやバウンシングといったマシンの上下動に苦しめられ、レッドブルやフェラーリに大きな差をつけられてきた。

 しかし最近では徐々に戦闘力を増してきつつあり、ここ6戦連続で表彰台を獲得。フランスGPとハンガリーGPでは、2戦連続でダブル表彰台を手にしている。

 ハンガリーではラッセルがポールポジションを獲得し、レース序盤をリード。最終的にはフェルスタッペンとハミルトンに次ぐ3位でフィニッシュした。

 この最近の好調ぶりは、マシンのコンセプトを変えることなく、今シーズンを戦い抜くという決断が正しかったと裏付けることになるかと尋ねられたラッセルは、次のようにmotorsport.comに語った。

「マシンのコンセプトを変えたからといって、もっと速く走れるようになるとは思わない。正直に言って、その逆かもしれない」

 ラッセルはハンガリーGPの後にそう語った。

「プロセスに固執し、プッシュし続ける必要がある場合もあるんだ」

「ペースが落ちていたり、物事が思い通りに進んでいないように見える時には、そうするのは難しい。でも個人的には、チームにいる全員を信じているし、このところ僕らは大きな進歩を遂げていると思う」

「予選で成し遂げた仕事、そして決勝での僕らふたりのペースを見た。シーズン開幕当初は、僕らは約1分遅れでレースをフィニッシュしていたと思う。でも過去2レースは10秒以内でフィニッシュできていた」

「だから、間違いなく正しい方向に進んでいると思う」

 今季は多くのチームが、シーズン途中でマシンのコンセプトを変更。レッドブルやフェラーリのコンセプトに追従することを選んだ。しかしメルセデスは、ゼロポッドと呼ばれる実にスリムなボディのマシンを使い続けている。

 チームとしては以前、来年こそ異なるコンセプトを投入する可能性があることを認めたものの、シーズン中にコンセプトを変更することで、競争力のレベルが変わるとは考えていないと語っていた。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、フランスとハンガリーのフリー走行で苦しんだことが、マシンの正しい方向性を見つけ、競争力を高めるのに役立ったと考えているようだ。

「全体的には難しい週末だった。なぜなら(ハンガリーの)金曜フリー走行での苦しみは、どの方向を見ればいいのか、本当に分からなかったからね」

 そうウルフ代表は語った。

「おそらく金曜日に間違ったことが、日曜日にほぼ完全に正しい方向を向くのに役立ったはずだ」

「フランスとハンガリーでの週末からの多くのポジティブなデータを見れば、シーズン後半に向けて色々なことを積み上げていくことができるはずだ」

 
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