メルセデス、イギリスGPでレッドブル&フェラーリに匹敵できる!………”かも”?
ジョージ・ラッセルは最新マシンW13のポテンシャルを引き出すことができれば、イギリスGPでレッドブルとフェラーリに匹敵するペースが発揮できると考えている。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1は今週末からイギリスGPが開幕。メルセデスのジョージ・ラッセルはこのレースでレッドブルやフェラーリに匹敵するペースを発揮できる可能性があると考えている。
メルセデスは今シーズン、ポーパシングやバウンシングといった問題に直面し、レッドブルやフェラーリには匹敵することができず、3番手のポジションに甘んじている。
彼らはスペインGPでアップデートを投入。カタルニア・サーキットではパフォーマンスを大きく上げたものの、続くレースではそれを再現することができなかった。
シルバーストン・サーキットで開催されるイギリスGPは、メルセデスとしてはスペインGP同様に好パフォーマンスを発揮できるチャンスがあると見ている。コースの滑らかな路面と高速なレイアウトが、カタルニアと類似しているためだ。
ラッセルも、イギリスGPではより期待ができると考えていると話した。
George Russell, Mercedes-AMG
Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images
「過去の3レースを振り返ると、低速で路面のバンピーなストリートコースで、かなり似ていると思う」
「だからシルバーストンの高速な性質や滑らか路面は、ここ3戦よりも間違いなく僕らに有利に働くと思う」
「でもそこには何の保証もない。それは以前にも話していたことだけど、レース毎にマシンは異なる問題へ対処しているようなものだからね。だけど僕らにとっては、より競争力のある週末になると、比較的そう考えられているんだ。それはアップデートが入るからだけじゃなく、コースの性質も関わっている」
一方でレッドブルとフェラーリといったライバルとのパフォーマンス比較については、こう語っている。
「おそらく彼らの方がペースは良い。彼らに先んじている姿は想像できない」
「特に土曜日だ。彼らは間違いなく予選で上を行っている。そして日曜日に先頭とのギャップを縮められている唯一のチームは僕らだと思う」
「通常、レースに行けばこうした差は広がるものだ。それを縮められていることが、僕らにとっては大きな可能性だと思っている。今はダウンフォースが少し欠けてしまっているけど、僕たちのマシンはレースで強いんだ。先ほど言った、日曜日にギャップを縮められている理由はそこだ」
「興味深いことになるだろう。ここ数戦で、ハイスピードコーナーを試すのは、これが初めてだからね」
「マシンの底づきは厄介だろうと僕も思う。だから、それには対処しなくちゃならないだろう」
なおラッセルは全ドライバー中唯一、開幕戦からここまでの全レースでポイントを獲得。しかも、全て5位以上を記録している。彼はそれ以上の結果を出したいと語った。
「僕が言いたいのは、そういったちょっとした統計はシーズン終盤には何の意味も持たないということだ。それがもしチャンピオンシップ総合優勝に繋がるなら素晴らしいけどね」
「言うまでもなく、3位から5位に入っているだけでは、チャンピオンシップ争いでトップ3に入ることはできない。僕らは勝つためにここにいるし、戦うためにここにいるんだ。最大限の結果を出していることは誇っている。けれどもっと上を目指しているんだ」
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