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苦しむハミルトン尻目に予選4番手……ラッセルはW14の進化に“大満足”。開発路線の変更で「既に良いステップを踏んでいる」

ジョージ・ラッセルは、F1サウジアラビアGPの予選で進歩を見せて4番手となったことに非常に大きな満足感を得ているようだ。

George Russell, Mercedes F1 W14

写真:: Steven Tee / Motorsport Images

 F1サウジアラビアGPの予選で4番手となったジョージ・ラッセル。決勝は3番グリッドからスタートすることとなるが、彼はこの結果に信じられないほど満足していると語った。

 昨年から苦しいシーズンを送るメルセデスは、2023年の開幕戦バーレーンGPでもルイス・ハミルトンが5位、ラッセルが7位という結果に。彼らはレッドブル、フェラーリ、アストンマーチンに次ぐ4番目のチームに後退した感があった。

 しかしサウジアラビアの予選ではラッセルが気を吐いた。彼はポールシッターのセルジオ・ペレス(レッドブル)からコンマ6秒落ちの4番手タイムを記録。チームメイトのハミルトンに加え、フェラーリのカルロス・サインツJr.やアストンマーチンのランス・ストロールを上回って見せた。

 ラッセルのこの結果は、マシンの性能を引き出して自信を持ってドライブすることに苦労していたハミルトンのそれとは対照的なものであった。ラッセルは金曜日に実験的セットアップを試した後、チームがファクトリーで夜通し作業をした結果、W14のパフォーマンスが大幅に向上したと満足げに語った。

「ドライバーとして、僕はチームを前進させるために全力を尽くしている。シミュレータなど色んなことでこれまで以上に頑張ってきたんだ」

 ラッセルはそう語る。

「そしてサーキットに来て、チームとして期待以上の結果が出せた時、信じられないほどの満足感を得られるんだ」

「頭の片隅では、ポールや優勝を狙えないことへの悔しさがあるけど、いちドライバーとしてはパフォーマンスを最大限出すことに集中しないといけない。そして今日、それが達成できて信じられないほど満足している」

「僕たちには良いツールがたくさんあるし、ファクトリーには良いシミュレータがあって良い仲間もいる。そして僕たちが夜通し行なった作業によって、かなり適切なウインドウの中にマシンが収まった」

 メルセデスは先日、2022年から続くマシンコンセプトに固執することは間違っていたことに気付いたとトト・ウルフ代表自身が認め、開発の路線変更に舵を切ることとなった。ラッセル曰く、今季最初の大規模アップグレードは4レースほど先になるものの、大きなパフォーマンスアップが既に約束されているという。

「違いが分かるほどになるには4レースくらいはかかると思う」とラッセルは言う。

「僕たちは既に良いステップを踏んでいる。冬の間に進んでいた方向性が間違っていたということが、ある意味証明されたように感じる」

「おそらく、僕たちが1週間で得られているパフォーマンスは、冬の間に1ヵ月かけて見出したものよりも大きい。これは明るい材料だ」

「ただ僕たちは以前にもこのような状況になったことがある。そう簡単にはいかないし、全ての項目にチェックを入れられるようにしないといけない」

 
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