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ラッセル、ハミルトンと”5番手を争う”ことに興味なし「まずは協力して前進しなきゃ!」

今季からメルセデスに加入したジョージ・ラッセルは、現時点ではチームメイトのルイス・ハミルトンとコース上で戦うことについては「興味はない」と語った。

George Russell, Mercedes-AMG, 3rd position, is congratulated by team mate Lewis Hamilton, Mercedes-AMG

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデス加入1年目のジョージ・ラッセルは、シーズン序盤3戦を終えた段階で、チームメイトのルイス・ハミルトンを上回るランキング3番手につけている。しかし現時点では、ハミルトンと”5番手”を巡って争うことには興味がないと語る。

 2022年のメルセデスは、深刻なポーパシング現象に悩まされている。これにより車高を下げることができず、ラッセルもハミルトンも、マシンから最大のパフォーマンスを引き出すことができていない。

 結局開幕からの3戦でメルセデスは、ペースの面ではフェラーリとレッドブルに大きく引き離されており、絶望的な状況にも見える。しかしながら、ラッセルとハミルトンは、共に”通常だったらありえない”はずの表彰台を、1回ずつ手にしている。

 開幕戦では、速さを見せていたレッドブルの2台が、相次いでマシントラブルによりリタイア。ハミルトンは望外の3位表彰台を手にした。そして第3戦オーストラリアGPでは、ラッセルがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がリタイアしたことの恩恵を受け、やはり3位表彰台を手にしている。

 この結果、メルセデスは第3戦を終えた時点でコンストラクターズランキング2番手。ドライバーズランキングでもルクレールが2番手、ハミルトンが5番手につけている。

 ただラッセルは、チームがパフォーマンスに苦しんでいるため、チームメイトとポジションを争うことにはあまり興味を持っていないと語る。

「実際にこれらのことは小さく、大きなモノを意味するわけじゃない」

 そうラッセルは語った。

「当然誰もが、チームメイトよりも先にゴールしたいと思うだろう。でもルイスも僕も、5番手とか6番手でお互いに戦うということについては興味がないんだ」

「僕らは協力して、前との差を埋めたいと思っている。だから彼が僕の前にいたとしても、辛いと思うようなことはない。逆に僕が彼の前にいたとしても、彼が辛いと思うこともないだろう。現時点では、それについてはあまり心配していない」

「僕らはもっと大きな視点で見ている。僕らは勝つためにここにいるんだ。僕らが挑む必要がある長いゲームは、前を行く人たちに追いつくことなんだ」

 パフォーマンスの面では大きく遅れているメルセデス。しかしそんな中でも、適切にポイントを積み重ねることができている。このことは、マシンのパフォーマンスが改善した時には、重要な鍵になる可能性がある。しかも残りはまだ20戦もあるため、フェラーリとレッドブルは、これ以上ポイントを失いたくはないと考えていると見る向きもある。

 しかしラッセルは、チームが現在の苦境を乗り越えるまでには、まだしばらく時間がかかるかもしれないと指摘する。

「多くの進歩を遂げたと言いたいけど、ラップタイムを見なきゃいけない。現時点ではまだ、ギャップを埋められていないよ。やるべきことがたくさんあることは分かっているけど、でもそこに辿り着けるはずだと信じているんだ」

「僕らは、マシンの中にポテンシャルがあると分かっている。そのパフォーマンスを引き出すためには、まだやるべきことがたくさんあるんだ」

「一夜にして解決できるようなモノじゃない。次のレースで追いつくことができるとは思わないけど、いつかそこに辿り着くはずだ」

「だからとりあえず、僕らはこういうリザルトをしっかり拾って、この位置に留まり続ける必要がある」

「間違いなく、ペースに関しては素晴らしいモノではない。でも、パフォーマンスが欠如しているのをどう補うことができたのかという点では、立派なシーズン序盤戦だったと思う」

 
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