スプリント予選は好調ウイリアムズの”後押し”にならない? ラッセル「僕らは予選の方が速いから」

ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、イギリスGPでF1史上初めて行なわれるスプリント予選レースは、チームにとって有利になるかは分からないものの、この新フォーマットが新たな”チャンス”を生み出すことを望んでいる。

スプリント予選は好調ウイリアムズの”後押し”にならない? ラッセル「僕らは予選の方が速いから」

 2021年のF1イギリスGPでは、F1の歴史上初めてスプリント予選レースが行なわれることになっている。

Read Also:

 これについてウイリアムズのジョージ・ラッセルは、下位に位置するチームにとっては有利に働くかどうか分からないとしつつも、新たなフォーマットがF1の可能性を広げることになることを期待している。

 このスプリント予選レースを実施するフォーマットでは、金曜日にフリー走行1回目とこれまでと同様の予選セッションを行なう。この予選で、スプリント予選レースのスターティンググリッドが決められ、土曜日にはフリー走行2回目とこのスプリント予選レース(100km)を行なう。そしてこのスプリント予選レースの順位で、日曜日の決勝スターティンググリッドを決めることになる。

 これは今後に向けたトライアルの一環として行なわれるモノで、イギリスGPの他2グランプリでも実施される予定。これがうまくいけば、来季以降さらに多くのレースでこのフォーマットが実施される可能性がある。

 昨年は無観客で行なわれたイギリスGPだが、今季は14万人の観客が訪れる予定。その母国レースに向けてラッセルは、次のように語った。

「シルバーストンには多くの観客が訪れるだろう。とても賑やかになるだろうと確信している。おそらくイングランドは、(サッカーの)ユーロ2020で優勝するだろうからね(注釈:イングランドは7月11日にユーロ2020優勝をかけ、イタリアとの決勝を戦う予定になっている)。彼らは幸福感を感じているだろう」

 そう語るラッセルは、スプリント予選レースについて次のように話した。

「スプリント予選もある。それが、僕らに有利になるかどうかは分からない。僕らは通常、レースよりも予選のパフォーマンスの方が優れていることが多いからね」

「それは僕らにとってはチャンスかもしれないし、逆になるかもしれない。それは誰にとっても新しいことであり、新たな可能性を与えてくれるかもしれない」

 ラッセルは先日行なわれたオーストリアGPで、予選Q3に進出。これはラッセルにとってはウイリアムズで初めて、そしてウイリアムズとしては2018年イタリアGP以来となるQ3進出だった。

 決勝では11位に終わってポイント獲得は逃したものの、そのパフォーマンスに大いに自信を持っているとラッセルは語る。

「現時点では、マシンとチームに一体感があり、パッケージから全てのモノを引き出すことができている。これが、とても重要だと思う」

「特に土曜日にはプレッシャーがかかり、小さなミスをひとつでも犯すと、代償を受けることになる。そして、レースに明らかに影響を及ぼしてしまう。レースでは、誰もがリズムに乗り、真のペースが示されることになる」

「僕らは皆、本当に良い仕事をしている。前方にとても近づいている。フランスでは12位だったし、シュタイアーマルクGPではリタイアするまで8番手を走っていた。オーストリアでは11位だ。全てのトップチームが完走した中でね」

 

Read Also:

シェア
コメント
今季開発を推し進めるレッドブル……それでも2022年”完全な”ニューマシンの性能に妥協なし「チームは素晴らしい形でバランスを取っている」

前の記事

今季開発を推し進めるレッドブル……それでも2022年”完全な”ニューマシンの性能に妥協なし「チームは素晴らしい形でバランスを取っている」

次の記事

レッドブル「空力責任者の契約早期解消はない」と、アストンマーチンの”ヘッドハンティング”に完全対抗の姿勢

レッドブル「空力責任者の契約早期解消はない」と、アストンマーチンの”ヘッドハンティング”に完全対抗の姿勢
コメントを読み込む