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メルセデス、まだ光は見えず。ラッセル「ポーパシングが解消すれば、問題の99%は解決だけど……」

ジョージ・ラッセルは、ポーパシングの問題が解決すれば、メルセデスが抱える問題の99%は解決すると語るが、その時期は目処が立っていないという。

George Russell, Mercedes W13

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 プレシーズンテストから苦戦が続いているメルセデス。ジョージ・ラッセルは、ポーパシングの問題が解決できれば、現行マシンの問題点は99%解決すると語った。

 第2戦サウジアラビアGPの予選で、ラッセルは6番手。フェラーリやレッドブルの4台に加え、エステバン・オコン(アルピーヌ)の後塵を拝した。彼のチームメイトであるルイス・ハミルトンは、セットアップの方向性を間違い、予選Q1で敗退するまさかの結果となった。

 決勝でもレッドブルとフェラーリのレースペースには及ばず、ラッセルは5位フィニッシュ。ハミルトンは追い上げたものの、展開も味方せず10位が精一杯だった。

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 マシンが上下にバウンドするポーパシングに、プレシーズンテストから苦しんでいるメルセデス。ラッセルは、様々なパラメーターが関係しているため、ポーパシングの解消は簡単ではないと考えている。

 一方で、もしポーパシングを解消できれば、メルセデスが抱えている問題の99%が解決するとも語った。

「クルマの機械的な剛性、フロアの剛性、フロアのデザイン、タイヤの空気圧など、様々な要素が絡んでいるんだ」

「エンジンモードもそうだ。速く走れば走るほど(ポーパシングが)悪化する。だから予選で、エンジンを最大出力にしてストレートを速く走ると、ダウンフォースが大きくなり、ポーパシングが大きくなってしまう」

「またレースでは、DRSを閉じているときのほうが開いているときよりもダウンフォースが大きくなるので、その点も考慮しなければならない。この問題を先取りして考える必要があるんだ」

「僕たちは(ポーパシングについて)まだ学習中だし、それが最適な状態から程遠い理由なんだ。でもだからこそ、ポーパシングが解決すれば、僕たちの問題が99%解決すると言ったんだ」

 一方でラッセルは、チームがこの問題を解決するのにどれだけの時間がかかるか分からないと認めた。

「僕たちは根本的な問題であるポーパシングを解決する必要がある。これからそのための開発が始まっていく」

「今のマシン(グラウンドエフェクト・カー)は、車高が低い時に最高のパフォーマンスを発揮する。でも僕たちはライバルたちにどうしても近づけないんだ」

「(問題解決が)いつになるかは正直なところ全く分からない。情報は確実に得ているし、学び続けている。今はまだよちよち歩きだから、もっと飛躍しなければならないし、問題を解決する特効薬を見つけるのに苦労している」

「解決できれば、ラップタイムが間違いなく一気に上がるはずだけど、以前言ったように『言うは易く行なうは難し』だ」

 サウジアラビアGPのレース前、5位が現実的にベストな目標だと話していたラッセル。そのコメント通りの結果となったが、全てのコンディションでポーパシングは問題になっていたと振り返った。

「正直に言って、マシンはいい感じだった」

「バランスは最大化できたと思う。結局の所、ダウンフォースが足りないんだ」

「全力でプッシュしたし、個人的にはとても満足のいくパフォーマンスだった。うまくマネジメントできたし、特にリスタートの後はレッドブル(セルジオ・ペレス)の後ろ、DRSゾーン内に留まることができるよう全力を尽くした」

「僕たちは全体的に1秒遅れている。やるべきことがあるから、もう一度データを見直してみる必要がある」

「予選よりも決勝ペースの方が、うまく管理できていると思う。でも燃料が多い時も少ない時も固有の問題はまだ残っていて、それが僕たちの妥協点になっている」

「結果を見ると、僕たちは30秒遅れでチェッカーを受けた。セーフティカーが入ってから30周くらいだったと思うから、1周1秒の遅れだ。予選でもそれくらい遅れていたんだ」

 
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