開幕戦以来の優勝果たしたラッセル「自分を信じ続けることができたことを、最も誇りに思っている」
オーストリアGPを制したジョージ・ラッセルは、ここ数戦は精神的に非常に厳しかったと明かし、今回は自信を維持できたことに満足していると語った。
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1オーストリアGPを優勝。しかし彼にとって、開幕戦以来となった優勝は大きな意味を持っていたようだ。
今回のレースで、ラッセルはチームメイトでポイントリーダーのアンドレア・キミ・アントネッリとのギャップを40ポイントに縮めたが、彼が最も誇りに思っているのは、勝利そのものではなく、すべてがうまくいかないように見えた時でも自信を保ち続けたことだという。
「最高の気分だ」と、表彰台を降りたラッセルは振り返った。
「結果以上に、精神的に非常に厳しいレースだった。たくさんの応援をいただき、それが僕の精神的な強さを保ち、自分を信じ続ける力になった」
ラッセルは何もかも計画通りに進まなかった困難なモナコGPの週末が転機となったことを認めた。それ以来、ラッセルはバルセロナでポールポジションを獲得。優勝は逃したがアントネッリがリタイアした一方で2位を獲得し、オーストリアGPではポール・トゥ・ウィンを果たした。
「それは、おそらく僕が最も誇りに思っていることだ。モナコを終えた時は本当に厳しかった。パフォーマンス面でも、運にも恵まれず、すべてがうまくいかなかった。そしてバルセロナに来て、ここでポールポジションを獲得し、優勝することができた……それが何よりも大きな満足感を与えてくれる」
ラッセルはレースの大半をリードしていたものの、外から見えるほど余裕はまったくなかったという。実際には、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のペースには非常に驚かされたと明かし、それがメルセデスの戦略にも大きな影響を与えたという。
「フェルスタッペンのペースには本当に驚かされた。彼から大きなプレッシャーを受けたことで、予定より早くピットストップをすることになった。最後のスティントを28周も走らなければならないと分かった時は、かなり不安だった」とラッセルは認めた。
しかし彼は、一度ペースをつかんでからはレースをコントロールできるようになったと説明した。
「とても良いリズムに入ることができて、残り10周くらいになった時には、もう彼は追いつけないと分かった。最後の5~6周は、少し余裕を持ちながらマシンをゴールまで運ぶことだけを考えていた」
ラッセルにとっては良い流れで、母国レースの次戦イギリスGPに臨むことができる。それでも、母国レースだからといって週末への臨み方を変えるつもりはないと彼は強調した。
「自分に余計なプレッシャーをかけたくはない。でも、気を緩めすぎるつもりもない。それが僕に必要なメンタリティなんだ」
「シルバーストンはF1ではこれまで特別相性の良い場所ではなかったし、過去には自分にとって特別なレースだからという理由で、普通の週末として扱えていなかったのかもしれない。今回は他のどのレースとも同じように臨みたい」
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