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入賞が見えていたラッセル、F1シュタイアーマルクGPでの不運なリタイアにショック隠せず「いつもの典型的なパターンだ……」

F1シュタイアーマルクGPでリタイアに終わったジョージ・ラッセルは、ウイリアムズでの初ポイントを目指している中で不運に見舞われるのは典型的なパターンだと語った。

George Russell, Williams FW43B, in the pits

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、F1シュタイアーマルクGPの予選で11番手となり、決勝は角田裕毅(アルファタウリ)のグリッド降格により10番グリッドからスタート。オープニングラップでシャルル・ルクレール(フェラーリ)とピエール・ガスリー(アルファタウリ)が後退したこともあり、8番手を走行していた。

 ラッセルのペースは前を走るフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)や後ろを走る角田と遜色なく、ウイリアムズでの初入賞が十分狙えるパフォーマンスを見せていた。しかし、ウイリアムズはラッセルのマシンにパワーユニットの問題が起きていることを感知し、信頼性の理由から“プランB”に作戦を変更した。ここから雲行きは怪しくなっていった。

 ラッセルは1回目のピットストップの際、圧縮空気の冷却のために18秒もの時間をかけてしまい、順位を落とした。しかし問題は解決せず、38周目を終えたタイミングでガレージにマシンを収めてしまった。チームにとっては大荒れのレースとなった2019年ドイツGP以来の入賞が見えていただけに、ガレージで頭を抱えるクルーもいた。

 ラッセルはレース後、Ziggo Sportに対して次のように語った。

「とても残念だ」

「レースというものは簡単じゃない。本当に……フェアという言葉は当てはまらない。運は自分で引き寄せなきゃいけないけど、今日は最終的にうまくいかなかった」

「僕たちにとっては典型的な結果になってしまった。今何を考え、何を言えばいいのか、正直分からない」

「チームのみんなにとって残念なことだ。彼らはこの日のために一生懸命働いてきたし、色々と時間をかけて今日を迎えた」

「もし僕があのまま7位か8位に入れたら、4点もしくは6点を獲得していた。これはチームの士気を高めるだけではなく、コンストラクターズポイントという点でも非常に大きかっただろう。僕はアロンソよりも速かったから、おそらく7位に入れただろうね」

 ラッセルはリタイアの原因が「技術的な問題」であり、ウイリアムズが調査中であると語ったが、それと同時に「空気圧が関係しているのではないか」とも述べている。

 ラッセルは2019年にF1デビューを果たして以降、1度しかポイントを獲得することができていない。しかもその唯一の入賞はルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスをドライブした2020年のサヒールGP(9位)。つまりラッセルは、ウイリアムズで未だ入賞することができていないのだ。

 なお、仮にラッセルが8位以上でシュタイアーマルクGPを終えていた場合、ウイリアムズはアルファロメオを抜いてコンストラクターズランキング8番手に浮上していたことになる。

 

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