F1 イギリスGP

”勝てるマシン”を持っていたラッセル、トラブルでリタイアも「今後は優勝を争うことも増えるだろう!」

メルセデスのジョージ・ラッセルはF1イギリスGPをリタイアで終えたが、これからは優勝争いをすることが増えるだろうと語った。

George Russell, Mercedes F1 W15

George Russell, Mercedes F1 W15

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 F1イギリスGPのポールシッターであるジョージ・ラッセル(メルセデス)は、マシントラブルによりレースをリタイア。勝てるマシンがあっただけに悔しさをにじませたが、今後は優勝争いを繰り広げることが増えるだろうと語った。

 ポールシッターのラッセルは、スタートで首位をキープするとルイス・ハミルトンとワンツー体制を構築。3番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を引き離していった。

 しかし雨が降り始めるとフェルスタッペンを交わしたマクラーレン勢が急接近。メルセデス勢を交わしてレースの主導権を握った。

 ラッセルはハミルトンにも交わされ4番手。インターミディエイトタイヤに交換するためにピットインした際は、ハミルトンの後ろでの同時ピットインだったためにタイムロス。ポジションを落とした上、マシントラブルにより33周を走ったところでリタイアに終わった。

「最初に濡れた路面を走るのはいつも難しい。長いレースになることは分かっていたから、我慢強くいたかったんだ」

 そうラッセルはレースを振り返った。

「ルイスが直ぐ側にいたけれど、ふたりともコースオフしてマクラーレンが近づいてきた。マクラーレンはあの時間帯すごく速くて、難しかったよ。でも、レースが長くなることは分かっていたから、あまり慌てなかった。セーフティカーが出なかったのは本当に驚いたけど、クルマにペースがあるのは分かっていた」

 ラッセルは、ハミルトンとのダブルピットストップになることについてはそれほど懸念していなかったという。

「そうだね、でも僕が言ったようにそれほど心配はしていなかった。レースは長いからね。でもコースに戻った途端にパワーが落ちた。その時点でレースは終わったと悟ったよ」

 ラッセルがマシンを止めたのはピットストップの後だったが、まだ雨の中ミディアムタイヤで走っていた第1スティントからトラブルの兆候が出ていたという。

「まだバトルの中にいたけれど、故障の10周前に問題があることが分かったんだ。僕はパワーを失いつつあって、それからウォーターシステムに故障が出た」

 ラッセルがリタイアした一方、ハミルトンはチームの好判断もあり、インターミディエイトタイヤからソフトタイヤに履き替えたタイミングで首位に再浮上。終盤はフェルスタッペンに迫られたものの逃げ切り、2021年サウジアラビアGP以来の優勝を飾った。

 前戦オーストリアGPは、フェルスタッペンとノリスが接触した結果とはいえラッセルが優勝しており、これでメルセデスが2連勝。このパフォーマンスにどう感じているかと聞かれ、ラッセルは「信じられないよ」と語った。

「通常のドライコンディションでは1-2フィニッシュを狙えるマシンがあった。僕たちは明らかにカムバックしてきたし、これからはレースで優勝争いをすることが多くなると思う」

「自分自身とクルマの感触は良いんだけど、今回のリタイアは痛恨だ。どんなレースでもリタイアは……ましてや自分のホームグランプリで、しかも勝てるマシンがあったんだからね……」

 

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