ラッセル、チームメイトに3連勝許すも焦りはなし?「ドライビングの仕方を忘れたわけじゃない」
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1マイアミGPを4位フィニッシュ。今ひとつ精彩を欠いた週末のダメージを最小限に抑えた。
メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが3連勝を果たした一方で、ジョージ・ラッセルはF1マイアミGPを4位でフィニッシュ。しかしラッセルは「ドライビングの仕方を忘れたわけじゃない」と強調した。
開幕前から、ラッセルは今季のタイトル争い最有力候補だと考えられていた。実際、開幕戦を勝ったラッセルがそのままシーズンを支配するという見方が大半だっただろう。
しかしその後、流れは完全に変わった。アントネッリが中国GPで初ポール、初勝利を挙げると、日本GPでも勝利し勢いに乗った。
中東情勢の悪化によって生まれた1ヵ月のインターバルを挟んでも、その流れは変わらず。ラッセルがグリップの低い路面に苦しむ中、アントネッリはポールポジションを獲得。スタートで出遅れつつも、完璧な勝利を収め、3連勝を達成した。
ガレージの反対側で祝賀ムードが広がっていた一方で、ラッセルにとってマイアミGPは今季最もフラストレーションの溜まる週末となったかもしれない。
「厳しいレースだった」とラッセルは率直に振り返った。
スタートは順調で、優勝争いにも加わっていたラッセル。しかし、ハードタイヤタイヤに交換した途端、すべてが崩れ去った。
「まったく前に進めなかった」とラッセルは認めた。
「結果としては……もっと悪くなっていた可能性もあった。本当に厳しいレースだったし、自分のペースはとても悪かった」
「いくつかアイデアはある。正直に言って、最後の20周はちょっとしたテストのように使って、自分のドライビングスタイルやディファレンシャル、ブレーキの設定をかなり大きく変えてみたんだ。そうしたら改善は見られた」
「ただ、もっと普通のコンディションの次のレースが待ちきれないね。今回はかなり特殊だったから」
ランキング首位のアントネッリとのポイント差は20点まで開いた。ラッセルはアントネッリを称えながらも、まだタイトル争いの行方は分からないと強調した。
「自分がどうやってドライブするかを忘れたわけじゃない」
「もちろん、彼は今すごくいい状態にいるし、流れも彼にある。でも自分もチャンピオンシップの経験は十分にあるし、シーズンを通して流れがどう変わるかも分かっている。昨年の選手権を見てもそうだよ」
「正直、今はまったく気にしていない。ただ表彰台の一番上に戻りたいだけだ。最初の3レースではそのためのパフォーマンスがあった。でもこの週末はそれがなかった」
「つまり、これまでの3レースが全く異なる結果になっていて、今回のレースだけがあくまでも例外……なんて状況もあり得たんだ。実際には中国と日本の結果はそうはならなかった。だから、まあ……そういうこともあるよね」
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