ハロに感謝! ラッセル、ジョビナッツィとのクラッシュで恐怖感じる
F1ベルギーGPではアントニオ・ジョビナッツィのクラッシュに、ジョージ・ラッセルが巻き込まれてリタイアを喫した。ラッセルはF1マシンに装着されている保護デバイスのハロに感謝の気持ちを示している。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
スパ・フランコルシャン・サーキットで行なわれたF1ベルギーGPは10周目に大きなクラッシュが発生した。
アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがレ・ファーニュ(T13)の出口でスピンし、彼は右側のバリアへとクラッシュした。
そしてジョビナッツィのマシンはレーシングラインへと跳ね返ってしまい、ちょうどその地点を通過しようとしていたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が巻き込まれてしまった。
ラッセルはとっさに回避行動をとっていたが、ジョビナッツィのマシンから外れたタイヤがラッセルの右フロントタイヤにぶつかった。
ただ幸いなことに両ドライバーとも怪我はなかった。
このクラッシュでリタイアとなったラッセルだが、彼は「とても不運だった」と語り、衝突を避けようにも行き場がなかったと述べている。
「もし右側に行っていたとしても、そこにはアントニオのクルマがあった。それからトラックの左側ではタイヤの大きな影響を受けた」
「ただ僕はハロのおかげで今のマシンはより安全に感じられると言わなくちゃいけない。正直に言って、タイヤが自分に向かってくるのを見るのはかなり怖い」
「だから今はマシンにハロがついていることに感謝しているよ」
「僕は大丈夫だ。当然、ちょっとフラストレーションは溜まっているけどね。でもレースでは時々こういったことがあるものだ」
またジョビナッツィは今回のクラッシュの原因について、コーナー出口で急激なオーバーステアの症状が出ていたことだと説明している。
「残念だけど、コーナー出口でスナップオーバーステアに見舞われていた。できることは何もなかったよ」と、ジョビナッツィは語った。
「チームには今日の起きたことを謝った。でも来週のイタリア戦に向けて気持ちをリセットしなくちゃいけない」
「彼のレースを駄目にしてしまった。本当に申し訳ないと感じている。すまなかった」
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