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ウイリアムズ、身売り後は“生き残り”から“パフォーマンスアップ”に変化。ラッセルは体制強化に信頼寄せる

ウイリアムズF1のジョージ・ラッセルは、昨年チームがドリルトン・キャピタルに買収されて以降、“チームの存続”ではなくパフォーマンスを高めることに集中できるようになったと語っている。

George Russell, Williams FW43B

George Russell, Williams FW43B

Charles Coates / Motorsport Images

 2020年、成績低迷と財政難にあえぐウイリアムズF1は創業一族の手を離れ、アメリカの投資会社ドリルトン・キャピタルに買収されたが、ドライバーのジョージ・ラッセルは早くもそのプラス効果を感じている様子だ。

 ウイリアムズは近年急速にパフォーマンスを落とし、2019〜2020年にかけては獲得ポイントがわずか1と、かつての常勝チームとしての影は完全に消え去っている状況にあった。

 チーム買収後、新CEOには元フォルクスワーゲンのヨースト・カピトが就任。彼は2019年にパディ・ロウが不振の責任で退いて以来空白となっていたテクニカルディレクターの席に、かつてフォルクスワーゲンのWRCプログラムで共に働いていたフランソワ-クザビエ・ドゥメゾンを指名。新体制の構築を進めている。

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 こうして大きな変革の時を迎えているウイリアムズだが、ラッセルはカピトCEOとドゥメゾンの着任が、チームの運命を逆転させる“鍵となる瞬間”であり、今では“生き残り”ではなくパフォーマンス向上に集中することができていると、その変化を語った。

「ヨーストの加入は今後のウイリアムズにとって非常にポジティブなことだと思う。しっかりしたボスを得て、適切な技術チームを構成し、マシンのパフォーマンス改善を助ける事ができると、僕は信じている」

 ラッセルはそう語る。

「ウイリアムズ内部でテクニカルディレクターが存在しなかったのは事実で、考えてみるとこれはクレイジーなことだ」

「ドリルトンがチームを買収するまでの僕の時間は、できるだけ速くマシンを走らせるのではなく、皆の仕事を活かしてチームを生存させ続けることだったかもしれない」

「集中していたのはF1でチームを維持することだった。これが凄いことなのはそうだけど、今ではパフォーマンスの面に完全に集中できているんだ。ヨーストたち上層部をはじめ、ウイリアムズ全員が本当にワクワクしている」

 ラッセルは特にテクニカルディレクターの存在を重視しており、これまで空席だった状況は非常に困難なものだったとコメントしている。そして新たに着任したドゥメゾンには期待を寄せているようだ。

「テクニカルディレクターを配置することは本当に重要だと思う」

「F1というのは巨大なジグソーパズルだ。パズルのピースを組み合わせる必要があって、テクニカルディレクターというのはそれを調整する人だ」

「とても難しい仕事で、多くの人はチームを率いる人がいなかったことで、恐らく契約外のことをしなくてはいけなかった」

「今では新CEO、新テクニカルディレクターがついている。彼らの存在は、エアロダイナミクスや機械面、電装系などそれぞれのスタッフを自分たちの領域に集中させることができる、テクニカルディレクターがそれをまとめることができるんだ」

 

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