ウイリアムズ、復活の兆し見せるもラッセルは慎重姿勢「まだ僕たちが一番遅い」
ジョージ・ラッセルは、ウイリアムズがプレシーズンテストで昨年以上のパフォーマンスを見せたものの、中団グループの争いに加われるかどうかについては慎重な姿勢を見せた。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
2019年のF1世界選手権でウイリアムズは、わずか1ポイントしか獲得することができず、コンストラクターズランキング最下位に終わった。予選でもグリッド最後列を占めることが多く、“最も遅いマシン”といっても過言ではなかった。
しかしながら、2020年のプレシーズンテストで彼らは、若干信頼性の問題が発生したものの、他の中団チームと遜色ないタイムを記録した。ジョージ・ラッセルが最終日に記録した1分16秒871というベストタイムは、昨年のテストで彼が記録したベストタイム(1分18秒130)よりも1秒以上速いものだった。
ウイリアムズが復調の兆しを見せているという声もある中、ラッセルはチームのパフォーマンス向上を実感しつつも、異なるコンディション下での比較は意味をなさないものだとして、チームの競争力について幻想を抱いていないと語った。
「間違いなく僕たちは以前よりも良いポジションにつけている」
ラッセルはそう語った。
「現実的に言えば、僕たちはまだ最も遅いチームだ。ただ浮かれている訳じゃないけど、間違いなく(他チームとの)ギャップを縮めていると言えるだろう」
「これが僕たちがオフシーズンの間に望んでいたことの全てだ。(開幕戦が行なわれる)メルボルンに行ってみないと何とも言えないけど、いきなりQ2やQ3に進出することを期待しないでほしい。僕たちは間違いなく進歩を遂げたけど、過度な期待はしないようにしているんだ」
「昨年の僕たちは、調子が良かったときでも予選19番手で決勝19位、といったことが多かった。だから今年は他のチームが脱落した時に良い走りをして、チャンスを掴みたいと思っている」
「どこが改良され、進化したかは分かっているけど、他のチームと比較してものを言うのは難しい」
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