ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
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【F1メカ解説】F1ロシアGP最新アップデート

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【F1メカ解説】F1ロシアGP最新アップデート
Giorgio Piola
執筆: Giorgio Piola
協力: Matthew Somerfield
2018/09/30 1:27

F1ロシアGPに各チームが持ち込んだ、最新パーツを一挙紹介

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レッドブルRB14リヤエンド

レッドブルRB14リヤエンド
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写真:: Mark Sutton / Sutton Images

レッドブルRB14のディフューザーがよく見える1枚。エッジが3分割されているだけでなく、左右それぞれがアーチ状になっている。

フェラーリSF71Hのフロントウイング

フェラーリSF71Hのフロントウイング
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写真:: Giorgio Piola

フェラーリは、ロシアGPに新仕様のフロントウイングを持ち込んだ。この翼端板フットプレートのデザインは、レッドブルが使ったモノによく似ており、さらにフェラーリがハンガリーGP後のテストで使っていたモノにも似ている。レッドブルのデザインと異なるのは、垂直方向のスリットが入れられている点だ。

フェラーリSF71Hのフロントウイング翼端板(ハンガリーテスト仕様/イラスト)

フェラーリSF71Hのフロントウイング翼端板(ハンガリーテスト仕様/イラスト)
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写真:: Gorgio Piola

これが、ハンガリーGPの後にテストされたフェラーリのフロントウイング翼端板。フットプレートの前方が上がっているのが分かる。

レッドブルRB14フロントウイング翼端板

レッドブルRB14フロントウイング翼端板
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写真:: Mark Sutton / Sutton Images

レッドブルのフロントウイング翼端板。フェラーリの最新仕様よりも緩やかだ。

フェラーリSF71Hのフロントウイング

フェラーリSF71Hのフロントウイング
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写真:: Giorgio Piola

フェラーリSF71Hのフロントウイング。角度を調整できるフラップと固定フラップの接続点の形状が、非常によくまとめられている。

ザウバーC37のサイドビュー

ザウバーC37のサイドビュー
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写真:: Giorgio Piola

ザウバーは、パフォーマンス向上を引き続き追及するため、サイドポッド前方のデザインを積極的に調整している。バージボードの最上部及び最前部には、ブーメラン状の小型ウイングが存在。フロントウイングを通過してきた気流が後方に流れていくのを制御し、マシン全体の効率向上に寄与している。

メルセデスW09のフロントウイング

メルセデスW09のフロントウイング
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写真:: Mark Sutton

メルセデスも、ロシアGPに向けてアップデート。フロントウイング翼端板の中ほどには、小型のカナードが取り付けられており、さらにカスケードウイングも翼端板と一体化するよう変更されている。

メルセデスW09のリヤウイング

メルセデスW09のリヤウイング
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写真:: Giorgio Piola

メルセデスのデザイナー陣は、フェラーリの方式に倣うことを選択したようだ。その結果、リヤウイングステーは、白鳥の首のようなスタイルとなり、それが左右対に配置されている。この方式は、リヤウイングアッセンブリーの安定性を向上させるだけでなく、1本のステーで支える時よりもマシンを軽量化することが可能になるとみられる。また、2本のステーは中央部で繋げられており、この部分が下向きのウイング形状をしている点にも注目。おそらく、排気ガスの排出方向を制御するのに利用されているはずだ。

レッドブルRB14のフロア

レッドブルRB14のフロア
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写真:: Giorgio Piola

レッドブルRB14のフロア、リヤタイヤ直前部分は、エラ状及び前後方向に長いスリットが入れられている。これにより、リヤタイヤの前面に当たり、ドラッグを生み出す気流の方向を制御し、その悪影響を軽減しているはずだ。

ザウバーC37のフロア

ザウバーC37のフロア
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写真:: Giorgio Piola

ザウバーC37のフロア後端部には、非粘着性のコーティングが施されている。これにより、タイヤかすが付着するのを防ぐことを目指していると考えられる。

マクラーレンMCL33のディフレクター

マクラーレンMCL33のディフレクター
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写真:: Giorgio Piola

マクラーレンのディフレクターは、3分割され、それぞれが繋がれるような形状になっている。

フェラーリSF71Hターニングベイン

フェラーリSF71Hターニングベイン
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写真:: Giorgio Piola

フェラーリのコクピット下に設けられたターニングベイン。周囲を流れる空気に影響を与える。最新バージョンは、3エレメントで構成されているようだ。前方のふたつは、それぞれスリットが入れられている。最後部のエレメントは、その下部が前方に大きく延ばされたような格好だ。

フェラーリSF71Hターニングベイン

フェラーリSF71Hターニングベイン
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写真:: Giorgio Piola

以前のタイプのターニングベイン。これはふたつのエレメントで構成されており、後方のベインにはふたつのスリットが入れられている。

ハースF1 VF-18のバージボード

ハースF1 VF-18のバージボード
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写真:: Mark Sutton

シンガポールGPで投入された、ハースVF-18のバージボードをクローズアップ。縦方向に伸びるフィンが無数に立てられた、複雑な形状になっている。

ハースVF-18のハロ

ハースVF-18のハロ
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写真:: Mark Sutton

ハースはハロの取り付け部分のフェアリングと、ウインドスクリーンの形状を工夫することにより、コクピット周辺の気流を制御している。

レッドブルRB14のバージボード

レッドブルRB14のバージボード
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写真:: Mark Sutton / Sutton Images

非常に複雑な形状を持つレッドブルRB14のバージボード。その最新バージョンは、シンガポールGPに投入された。

メルセデスW09のバージボード

メルセデスW09のバージボード
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写真:: Mark Sutton / Sutton Images

メルセデスW09のサイドポッド前方のエリア。様々なウイング/フィンが、複雑に絡み合うように配置されている。

マクラーレンMCL33のフロントウイングセンサー

マクラーレンMCL33のフロントウイングセンサー
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写真:: Giorgio Piola

マクラーレンのフロントウイング翼端板には、涙型の空力形状を持つセンサーと思わしきデバイスが取り付けられている。

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この記事について

シリーズ F1
執筆者 Giorgio Piola
記事タイプ 分析