サインツJr.、F1移籍組では好調さ見せるも“自己最高の”シーズンとは感じず「まだ最大限の力を発揮できていない」

フェラーリのカルロス・サインツJr.は、チーム加入初年度からチームメイトのシャルル・ルクレールと肩を並べる成績を残しているものの、“自身最高の”シーズンになっているとは言い切れないようだ。

サインツJr.、F1移籍組では好調さ見せるも“自己最高の”シーズンとは感じず「まだ最大限の力を発揮できていない」

 今季フェラーリに新加入したカルロス・サインツJr.は、シーズン前半戦を終えチームメイトのシャルル・ルクレールと肩を並べる走りを見せているものの、2015年から続く自身のF1キャリアで最高のシーズンになっているとは感じていないという。

 トロロッソ(現アルファタウリ)からF1デビューを飾り、ルノー(現アルピーヌ)、マクラーレンと渡り歩いてきたサインツJr.は、今季からフェラーリドライバーとなった。今季はシーズン開幕前のテスト日数が少なかったこともあり、多くの”移籍組”ドライバーが、新チームのマシンに適応するのに苦しんでいる。そんな中でも、サインツJr.はいち早くマシンやチームに適応し、シーズン序盤から速さを見せた。

 先日行なわれたハンガリーGPでは、2番手フィニッシュのセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)が失格処分を受けたことより、サインツJr.は3位へ繰り上がった。これでサインツJr.は、モナコGPに次ぐ今季2度目の表彰台を獲得。前半戦終了時点のドライバーズランキングでは、ルクレールを3ポイント上回る6番手に着けている。

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 サインツJr.はフェラーリへの適応に満足していると認める一方で、全てをまとめ上げることができたレースはまだないと語った。

「確実に、F1で一番のシーズンだとは感じていない」とハンガリーGPを終えサインツJr.は語った。

「あちこちでポイントや好機を大量に失ったと感じている」

「このレース(ハンガリーGP)の前にも言ったと思うけど、僕はまだレース週末を最大限戦えていないと感じている。フェラーリドライバーになってからは週末全体をまとめることが出来ていないけど、これは過去に僕が得意としていたことでもある」

「チームにも一因があるかもしれないが、なぜだか最大限戦えるようになるまで時間がかかっている」

「でも、僕がシーズン前半でチームに上手く馴染めたことには満足している」

「特にマシンの速さにはとても満足している。開幕戦からトップのマシンに乗れているような感覚で、これまで行ったほとんどのサーキットで限界までプッシュし、すぐにペースを掴むことができた」

Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21, Fernando Alonso, Alpine A521

Carlos Sainz Jr., Ferrari SF21, Fernando Alonso, Alpine A521

Photo by: Andy Hone / Motorsport Images

 なおハンガリーGPでは、土曜日の予選Q2でサインツJr.はクラッシュ。この結果として15番手グリッドからスタートすることになったわけだが、レース中の混乱もあり3位を得ることができた。しかし彼としては予選でのクラッシュは、まだ修正する必要があることを物語っていると感じているようだ。

「この週末が良い例だと思う」と彼は言う。

「予選でミスを犯して、そのツケがレースで回ってきた」

「ピットストップではひとつ不思議なことが起きて、それでリリースが遅れてしまった。それによって表彰台のチャンスを逃すことになった(前述の通りベッテルの失格により、実際には3位表彰台を獲得)。突然レースでの旨味を失ってしまった。もっと沢山ポイントを稼げると思っていたからね」

「この週末は、11レースのうち10レースでとても速さを実感した良い例になった……でもなぜだか計画通りには進まず、このような結果になってしまった」

 
 

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