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”まるでマラソン”。ハードタイヤで67周を走ったサインツJr.、結果に落胆

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”まるでマラソン”。ハードタイヤで67周を走ったサインツJr.、結果に落胆
執筆:
2019/06/13 13:30

マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、カナダGPの決勝レースで予定外に早くピットストップをしなければならなかったことに”怒っていた”ことを認める。

 マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、F1カナダGPの決勝レースを11番グリッドからスタートした。しかし捨てバイザーがフロントのブレーキダクトに詰まってしまい、ブレーキがオーバーヒートしてしまったため、わずか3周でピットイン。その後67周をハードタイヤで走らなければならなかった。

 そんな状況にも関わらず、サインツJr.は45周目に9番手まで浮上。しかし最終的にはタイヤがもたず、レース終盤にランス・ストロール(レーシングポイント)とダニール・クビアト(トロロッソ)にオーバーテイクされてしまい、11位に終わった。

「ポイント圏内でフィニッシュできなかったことに、明らかに失望している」

 サインツJr.はそう語った。

「3周目にブレーキに問題を抱えたため、ハードタイヤで残りのレースを走らなければいけなかった。それはほとんどうまくいった。でも、最終的にはタイヤが壊れてしまった。リヤタイヤのゴムは、もう残っていなかったんだ」

「その戦略を成功させるには、(ハードタイヤで走るのが)5周長すぎた。でもそれもレースだ。最終的な結果については、腹を立てている。この週末の結果にも腹を立てているんだ。何も問題が起きなければ、僕らはポイント圏内でフィニッシュできるはずだった。でも、こういうことが起きることもある」

 サインツJr.曰く、ハードタイヤでこれほどまで長く走るのは、簡単ではないことに気付いていたという。

「厳しい状況だった。ポジションを上げるためには、他のドライバーをアンダーカットしなければならず、そのためにはペースを上げなければいけなかった。しかもコース上は渋滞が起きていたから、たくさんのマシンをオーバーテイクしなければいけなかったんだ」

「しかし、最後まで走り切る必要があった。そして、プッシュすべきかどうか分からなかったんだ。それと同時に、ブレーキ温度が上がりすぎていたから、リフトオフ(アクセルを抜くこと)をしなければいけなかったんだ」

「攻めて走り、その後は攻めずに走り、そして再び攻めて走らなければいけなかった。ちょっと複雑な状況だったんだ。結局僕らはそれをやり遂げた。できる限りのことはやったと思う。でも、11位だったことに失望している」

 サインツJr.のチームメイトであるランド・ノリスも、サスペンショントラブルによりレース序盤にリタイアを喫している。チーム代表のアンドレアス・ザイドルも、カナダGPの結果がチームにとって苛だたしいモノであったことを認める。

「最近のレースでは、我々は良い週末を過ごすことができていた」

 ザイドルはそうmotorsport.comに対して語った。

「両方のマシンに異なる問題を抱えたことで、残念ながら我々はポイントを争うことができなかった。ペースの面では、それが可能だったと思うのだが」

「カルロスはブレーキダクトの内側に、捨てバイザーが詰まってしまった。だから我々は、ブレーキダクトを掃除するために彼をピットインさせ、ハードタイヤを装着しなければいけなかった。それはただ、生き残るためだけのレースだった」

「残念ながら、残り5周というところでタイヤの寿命が終わってしまった。彼はタイヤとできるだけ長く付き合うために、素晴らしい仕事をしたと思う。しかし、あれ以上彼にできることは何もなかった。タイヤには何も残っていなかったんだ」

「ポイントを獲得できずに、カナダGPを去るのは辛いものだ。しかし、次のフランスのレースに集中し直さなければいけない。そして2台のマシンで、共にQ3に進出できるようにしたい。それは、今回励みになったことだ。以前のレースでは、そんなことは期待できなかったからね。我々のマシンは、長いストレートのあるコースに合っているようだ」

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シリーズ F1
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執筆者 Adam Cooper