サインツJr.、開幕戦での腹痛の原因が"毒バナナ"であったことを説明
サインツJr.は、オーストラリアGPで腹痛を起こした原因となったのがレース前に食べた"バナナ"であったことを明かした。







ルノーのカルロス・サインツJr.は、オーストラリアGPで腹痛を起こした主な原因となったのが、レース前に食べた"バナナ"であったことを明かした。
オーストラリアGPのレース中に腹痛を起こし、ラジオで「吐きそうだ」と訴えていたサインツJr.は、その原因についてヘルメット内部のドリンクポンプの故障によるものだと述べていた。しかし彼は、バーレーンGPの木曜日、オーストラリアGPで起きた腹痛の原因は、レース開始30分前に食べたバナナのせいであったことを改めて公表した。
「ドリンクボトルのバルブが開きっぱなしになっていたため、そこから水を大量に摂取してしまっていた。それとレース前に食べたバナナは、本当に酷い味がしていたんだ」とサインツJr.は語った。
「バナナはほんの数口しか食べていないけど、胃の中に大量の水分が送られたことで消化に問題を起こしたんだと思う。胃からこみ上げてくるそれらを吐かないように必死にこらえていた」
バーレーンGP決勝前にはバナナを食べるかどうかについて訊かれたサインツJr.は、冗談を交えて次のように語った。
「もう毒バナナはたくさんだよ! 本当に最悪な出来事だった」
「自分自身が最もハッピーな人間ではないと僕は思っている。こんな小さな出来事だけど、週末の結果を変えてしまう可能性があった。腹痛に見舞われたことは不運だった。でもそれだけ僕はレースを楽しみにしていたんだ」
またサインツJr.は、オーストラリアGPのレース中、ヘルメットに内蔵されたマイクにも支障をきたす恐れがあった為、ドリンクを飲み続けなければならなかったと説明した。
「もしドリンクを飲むことをやめてしまったら、僕のヘルメットのマイクが濡れてしまい、ラジオで交信することもできなくなってしまうし、レーシングスーツもびしょ濡れになる可能性があった」
「ある時点で気分が悪くなり、僕はチューブから口を離した。それでも胃の中にいるバナナが腹痛の原因となっていた」
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | アルバートパーク・サーキット |
ドライバー | カルロス サインツ Jr. |
チーム | ルノーF1チーム |
執筆者 | Charles Bradley |